日本の大学生の5人に2人は海外留学に行く世の中。
世界的に見れば日本人の大学生は全くと言っていいほど留学という制度を利用していません。
留学したいけどどうすればいいのか分からないあなた。
奨学金という制度をご存知でしょうか?
奨学金の内容や、利用する大学生の理由など、奨学金について多くの人が気になることを調べてみました。
目次
留学の奨学金はいったいどんな種類があるの?
奨学金には大きく2種類あります。
②貸与型奨学金
二種類の奨学金の制度の違いを説明していきます。
①給付型奨学金
給付型奨学金とは返済の義務がない奨学金です。
返済義務がないため、利子ももちろんありません。
しかし、給付型奨学金は応募枠が少ないという特徴もあります。
応募枠が少ないということは「倍率が高い」・「審査が厳しい」ということにもなります。
②貸与型奨学金
貸与型奨学金とは返済義務のある奨学金であり、利子も発生します。
給付型奨学金よりも応募枠が多く、審査も比較的易しいといえます。
しかし奨学金の審査は全体的に厳しいものです。
あくまで比較的易しいと覚えておきましょう!!
大学生が留学奨学金を利用する理由は?
留学奨学金を利用する大学生はどんな理由で利用しているのでしょうか?
一般的に奨学金を利用するイメージは、進学などが強いと思います。
しかし、留学で利用するならではの理由もあるんです。
一緒にチェックしてみましょう!!
①留学費用の負担を少なくするため
みなさんが利用しようとする大きな理由もこれだと思います。
参考に、大学生が留学に使う費用の平均を調べてみました。(1年間にかかる生活費+授業料)
アメリカ | 230万ー410万 |
イギリス | 190万ー360万 |
カナダ | 170万ー300万 |
フィリピン | 180万ー380万 |
ニュージーランド | 60万ー120万 |
オーストラリア | 170万ー300万 |
いくら安い国へ留学したとしても最低60万円ほどかかってしまう留学。
どう頑張っても親や自分に金銭面で負担をかけてしまうことは避けられません!
なので親から薦められて奨学金へ応募する方は多いでしょう。
留学費用といっても、生活費と授業料だけではありません。
渡航のための飛行機代や、ビザ・保険などの準備代もかかります。
いままでかかっている大学の費用も含めると、負担は明らかですよね。
少しでも負担を軽くしたいという気持ちで借りる方が多いようです。
②現地で無理して働かなくて良い
英語を取得するためにアルバイトをすることはとっても有益です。
日本でも英語を利用するバイトを探す人がいるほどです。
しかし奨学金があると、生活費のために無理してアルバイトをする必要はありません。
心配をする時間があるなら勉強したいと思う方にとっても、ありがたいですよね。
留学したてでは英語を十分に使えないために、アルバイトをしたくてもできない。
アルバイトができなくても、安心して勉学に励むことができる環境を整えたい。
そんな思いがあって借りる方が多いようです。
留学奨学金で注意するべきこと
留学のための奨学金について少し分かったでしょうか?
しかし実際に申請するとなると、なにをすればいいのか分からないですよね。
簡単にではありますが奨学金申請などで注意すべきことをお伝えします!
①書類審査にはエッセイがある
申請しようした方に立ちはだかる大きな壁はこれでしょう。
せっかく書いたエッセイも、漠然とした理由や想いの伝わらないものでは審査通過は難しいです。
留学したいと思っている方は誰でも目的があるかと思います。
しかし書き方次第で、文章上での思いの伝わり方は大きく違ってきます。
通過するエッセイを書くには、日々練習したり、自分の意見を高めていく必要があります。
一番良いのは「今まで留学奨学金を利用した先輩」に聞いてみるということです。
先輩に聞くことで実際に気を付ける点などを聞けたり、添削などをしてもらえます。
あなたの周りにもいるかもしれないのでぜひ探してみましょう!
②常に最新情報をチェックし続けよう
奨学金の情報は待っていても流れてきません。
また、毎年時期ごとに情報は変わっていく可能性が大いにあります。
上記に書いた「体験者に聞いてみる」という状況下でも、注意が必要ですよ。
1年の間に要綱や申請までの日程は変わることもあります。
また数年前の情報では古すぎる可能性があります。
先輩に聞くことはとっても大切で有意義ではあります。
しかし自分で情報収集することも怠れないようにしましょう!
③やっぱり英語圏志望は多い!
留学と言えば「英語」。
留学と言えば「英語圏」。
そう捉える方が多いです。
なので非英語圏に比べれば「英語圏の競争率は上がる」傾向があります。
英語圏での留学で奨学金を狙う方は、情報収集及びエッセイにさらに力を入れましょう。
しかし非英語圏でも、応募する奨学金制度が人気な場合も大いにあります。
留学奨学金を利用する理由まとめ
留学を利用するための奨学金について、情報をお伝えしてきましたがいがかでしょうか?
多くの大学生は親への負担を軽くするため、現地への生活のために申請することが分かりました。
実際に親御さんは「留学させたいと思っていてもお金を考えると…。」
という方も多いです。
親御さんは子供への選択肢を広げるため。
学生の方は自分への経験のため。
そう考えて申請してみてください!
また時間に余裕があるのならば、働きながら留学費用を貯めることのできる
グローバルダイブという留学エージェントもありますよ。
ワーホリだけでなく留学にもおすすめなのでぜひ覗いてみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!