ワーキングホリデーに必要な費用はいくら?国別に費用を解説!

 

海外で英語を勉強したいけれど、留学できるほど経済的に余裕があるわけではないという方にとって、キングホリデーはとても魅力的な制度です。

 

しかしワーホリ(ワーキングホリデー)に行きたいけれど、

  • 実際にどれぐらいの費用がかかるのか?
  • 主にどんなことでお金が必要になってくるのか?

など、海外での長期滞在が初めてだという方は、やはり不安になってしまいますよね。

 

今回は国別に必要な初期費用と主な内訳についてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみて下さい♪

 

ワーキングホリデーって何?かかる費用の内訳は?

 

ワーホリ(ワーキングホリデー)とは、海外にいながらにして「観光」「留学」「就労」といったことを自由に行えるビザです。

 

一般的にワーホリと聞くと、海外で働きながら暮らせるというイメージが強いかもしれませんが、ワーホリの本来の目的は以下の通りとなっております。

 

この制度は、両国の青年を1年(国によっては半年)にわたって相互に受け入れることによって、

  • 広い国際的視野をもった青年を育成
  • 両国間の相互理解、友好関係を促進すること

が目的とされている。

また、青年自身にとっては海外生活を長期かつ総合的に体験できる場・自分探しの場ともなっている。

引用:wikipedia

 

つまり働くためというよりも、休暇という形で海外で暮らし様々な人種の人たちと交流し、自分自身を成長させるための制度なのです。

 

その上で、生活していくための資金を稼ぐために働くことができるというわけです。

 

また、語学習得のために学校に通うことも可能となっているので、英語を勉強したいけれどお金がなくて留学できないという方にとっても、とても素晴らしい制度となっています。

 

ただしワーホリビザはあくまでも『観光』を目的としているので、就労を目的として行くということは基本的に禁止されているのでそこはご注意ください。

 

ワーホリに制限はあるのか?

現在、ワーホリに行ける年齢は18〜30歳と限られています。

 

滞在期間は基本的に1年となっていますが、国や働く場所によっては2年間滞在することが可能となってします。

 

また、ワーホリビザは1カ国に対して1度しか発給されませんので、同じ国に何度もワーホリに行くことは出来ません。

年齢も含め行けるチャンスが限られているので、たった一度しかない人生ぜひ活用してみてはいかがでしょうか♪

 

ワーホリで行ける国は?

日本のワーホリ協定国は、現在以下の25カ国・地域となっています。

 

オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、アイルランド、デンマーク、ノルウェー、香港、台湾、韓国、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、チェコ、アルゼンチン、チリ、アイスランド、スェーデン、エストニア(2020年2月現在)

 

ただし国によってビザの発給時期や定員などが決まっているので、どこの国でも自由に行けるという訳ではありません。

 

ワーホリにかかる費用の内訳とは?

それでは、実際にどんなことに費用がかかってくるのでしょうか?

まず必要となってくるのが以下の費用になります。

 

ワーホリの初期費用
  • ビザ申請料
  • 渡航費
  • 保険
  • 生活費(家賃含)

 

出発前にかかってくるビザ申請料、渡航費、保険の目安は30〜40万円となります。

保険についてはこちらの記事で解説しています!
ワーホリって保険に入らないとダメ?節約ポイントを考える!

 

渡航費に関してはLCCなどを利用すれば、比較的費用を抑えることも可能です。

 

生活費は行く国にもよりますが、家賃も含め月10万〜14万が目安となってきますが、現地での宿泊先をルームシェアなどにすることで費用を抑えることが出来ます。

 

ルームシェアが不安という方はこちらの記事もぜひ読んでみて下さい♪

【留学】ルームシェアにまつわるトラブルと回避方法のコツとは?

留学中のルームシェアが原因?ストレスを溜めずに過ごすには?

 

語学学校に通う場合はこれに加えて学費も必要となってきます。

通う期間などによって必要な費用も変わってくるので、どれぐらいの期間勉強するかを決めてから、その分を貯めていくことをおすすめします。

 

実際にどれぐらいの初期費用が必要なのか?

 

行く国やそこでの生活の仕方にもよりますが、実際にどれぐらいの費用が必要になってくるのでしょうか?

 

今回は英語を学びたいということを前提として、英語圏でもっとも初期費用が安い国と高い国をそれぞれ比較していきたいと思います。

 

金額はあくまでも目安となっているので、現地での過ごし方などによっても変動してきます。

 

初期費用の安い国

 

オーストラリア

 

  •  初期費用目安: 100〜110万円

 

ワーホリ協定国の中でも断トツで渡航者が多いのがオーストラリアです。

最初にワーホリ制度ができた国で、渡航人数に制限もなく渡航日も決まりがないので気軽に行ける国の一つでもあります。

 

また留学生の受け入れ体制なども整っているため、英語を勉強したいという方にも最適の国となっています。

 

そしてこの国にいくもっとも大きなメリットの一つが、滞在年数です。

通常ワーホリで滞在できるのは1年と決まりがありますが、政府が指定した地域の農場で3ヶ月以上働くことで、最大2年間滞在することが可能です。

 

また、オーストラリアは最低時給が日本円にして平均1,500円ととても高額です。

親日国でもあるため、英語が得意でなくても日本語を主に使う仕事なども見つけやすく、ワーホリが初めてという方にもおすすめの国です。

 

なつ
ワーホリ中に貯金をするという方もいるそうです♪

 

ニュージーランド

 

  • 初期費用目安: 100〜110万

 

自然豊かなニュージーランドは人よりも羊の数の方が多いということで、有名な国でもあります。

ニュージーランドも渡航者数に制限がないため、毎年多くの人が渡航しています。

 

都会の忙しさから離れて、大自然の中でゆったりと過ごしたいという方にオススメです。

 

手付かずの自然でアウトドアやアクティビティーを楽しみながら、英語の勉強をすることが出来ます。

 

生活面では交通やインターネット環境など日本と比較すると不便なことが多い国ではありますが、その分誘惑も少ないので集中して英語を勉強したいという方には最適の国です。

 

初期費用が高い国

 

イギリス

 

  • 初期費用目安: 150〜200万

 

ワーホリ協定国の中でもかなり人気の高いイギリス。

イギリスでのワーホリは他の国とは少し違い、正式には「Youth Mobility Scheme(YMS)」というビザが発行され、毎年抽選で選ばれた1000人が申請可能となっています。

 

ファッションや音楽、アートなど様々な最先端カルチャーにも触れることができるので、他の国にはない多くの刺激を受けることが出来ます。

 

滞在期間は最大で2年間となっているため、現地での仕事も見つけやすく海外で本格的に働きたいという方にもおすすめです。

 

また、イギリスといえば本場のブリティッシュイングリッシュを学べます。

語学学校に通える期間も無制限なので、英語をしっかりと勉強したいという方には最高の環境です♪

 

しかし、基本的に物価が高い国なので、初期費用も余裕のある額を用意していくことをおすすめしています。

 

イギリス滞在のついでにヨーロッパ旅行も出来るので、ぜひこちらの記事も旅の参考にしてみて下さい♪

 

 

カナダ

 

  • 初期費用の目安: 110〜130万

 

治安や環境がよく生活のしやすさが魅力のカナダ。

多国籍国家でもあるので、様々な国の人たちと交流できるのも魅力の一つです。

 

また、都心部は日本人も多いためワーホリ初心者の方にもおすすめとなっています。

 

カナダの物価は基本的には日本と同じぐらいですが、チップ文化なので外食はなるべく控えた方が費用を抑えることが出来ます。

 

滞在期間は1年ですが、足りない!という方は観光ビザに切り替えて6ヶ月延長することも可能です。

 

なつ
最初の1年で英語を学びながら働き、残りの6ヶ月間は観光をするという楽しみ方も出来ます。

 

費用をしっかりと把握してワーホリへ飛び込もう!

ワーホリに必要な滞在費用の目安について今回はまとめてみました。

 

国によって物価も違うので、これぐらいが絶対!ということではありませんが、事前に必要な費用と現地での学費や滞在費+アルバイト費用を考慮した上での目安の金額となります。

 

最低100〜130万円ほどあれば物価がそれほど高くない国であれば、1年間快適に過ごすことが出来ます。

また現地でアルバイトをしないという方は、最低でも150万以上用意すると安心です。

 

自分がその国でどう過ごしたいかということをきちんと決めて、計画を立てて貯金することをおすすめします♪

 

最後まで読んで頂きありがとうございます!

 

 

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