海外旅行に行くときに、保険に加入された経験はありますか?
ワーキングホリデー(ワーホリ)に行くことを検討している方は、
「ワーホリに行くけど保険に入った方がいいの?」
「以前海外旅行に行った時に保険に入って結局使わなかったんだけど、ワーホリに保険って本当に必要?」
とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
ワーホリでは海外旅行よりも滞在期間が長く保険料も高額なため、節約意識が働いて「保険ってムダなのでは?」と考えてしまいがちです。
しかし結論から申し上げますと、ワーホリに保険は必須です。
今回は、ワーホリに保険が必要な理由をご説明するとともに、節約できるポイントもご紹介いたします。
ワーホリの保険についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
海外旅行保険のデータいろいろ
まずは海外旅行保険に関するデータを簡単にご紹介いたします。
気になる保険料について
半年から1年などの長期海外旅行保険の保険料は、ここ10年ほどずっと値上がりが続いています。
滞在期間や滞在国、補償内容によって保険料は変わってきますが、超ざっくりで・・・
10年前は安い保険なら10万円以下だったものが、
5年ほど前に大手各社の大幅値上げで20万円程になり、
2016年以降40万円前後に値上げする会社が出てきて現在に至る、
といった状況です。
残念ながら今後の長期海外旅行保険は、40万円が当たり前の時代に突入しそうです。
現在日本で加入できる大手保険会社のワーホリ保険は、渡航期間1年でオーストラリアやカナダの場合、一番安いもの(補償も少ない)でも約17万円からです。
海外保険で多く利用されている治療・救援費用の補償を無制限にすると、約22万からでした。
これからの長期海外旅行保険は、安心と節約の両面で考えていかなければならないようです。
では、次は保険の利用に関するデータについて見てみましょう。
保険の利用に関するデータについて
ワーホリ保険加入者が保険金を請求する割合 ※1 | 約70% |
|
海外旅行保険を契約した人が保険を利用する割合(2018年度)※2 | 3.7%(27人に1人) |
|
補償項目別の利用割合(2018年度)※2 | 治療・救援費用 | 46.4% |
携行品損害 | 26.9% | |
旅行事故緊急費用 | 23.0% | |
その他 | 3.7% |
※1:データ引用:日本ワーキングホリデー協会
※2:データ引用:PR TIMES
表を見るとわかりますが、ワーホリ保険を利用した人が約70%だなんて、結構多いですよね!
海外旅行保険を利用した人は3.7%、27人に1人という割合ですが、こちらはワーホリだけではなく海外旅行保険全体の割合になります。
通常の海外旅行と違い滞在期間の長いワーホリでは、やはり病院にお世話になったり、トラブルに巻き込まれる可能性が高いようです。
また、海外旅行保険の補償項目は色々ありますが、上記の表の通り、利用頻度の高い項目は決まっています。
割合の多い順に記載していますが、上位3つを合計すると96.3%となり、全体のほとんどをこの3つが占めています。
ワーホリに保険が必要なのはどうして?
ワーホリ保険料金の現状や、保険の利用状況についてはおわかりいただけたと思います。
次は、保険の必要性について考えてみましょう。
ワーホリに保険が必要な理由は、主に3つあります。
- 海外の医療費はビックリ高額!
- 思いもよらぬ事態になりやすい!
- ワーホリで保険加入義務のある国がある!
[1]海外の医療費はびっくり高額!
よく「海外の医療費は高額」と聞いたことはありませんか?
日本では国民全員が何らかの健康保険に加入しているので、病院で支払う料金は実際にかかった医療費の3割で済みますが、海外では10割、つまり全額支払う必要があります。
しかも医療費は、日本より高額なことが多いです。
例えばワーホリで人気の国オーストラリアで盲腸(虫垂炎)の手術をした場合、手術代、病室代、看護費用など総額で100万円程度かかると言われています。
カナダもワーホリで人気国のひとつですが、こちらはもっと高額で、なんと総額150万円!
ちなみに日本では総額40万~60万円ほどで、負担額はその3割ですから、窓口で支払うのは12万~18万円ほどです。
日本では無料が当たり前の救急車も、オーストラリアやカナダでは有料です。
(世界的には無料の方がマイノリティです)
特にオーストラリアでは「救急車=高額」というイメージが定着していて、オーストラリア国内では「救急車を何度呼んでも無料」という保険があるのだそう。
それでも治療してもらえればいい方で、海外では保険の加入が確認できないと治療費が支払えない可能性があると判断され、治療してもらえない可能性すらあります。
実際に保険証書を友人が届けてくれるまで、半日もロビーで待たされたという事例もあります。
また視点を少し変えて、ワーホリに行く読者様を見送る家族の気持ちになって考えてみましょう。
読者様がもし海外で手術や入院をするとなったら、日本にいるご家族はお金がかかったとしても病院に駆けつけようとするでしょう。
本人が思うよりも、家族はあなたのことを心配しているのです。
ワーホリ保険など海外旅行保険には「救援者費用」というものがあり、加入していると家族が現地に駆けつける費用や滞在費などの補償が受けられます。
ワーホリ保険には本人の安心だけでなく、家族に安心してもらう側面もあるのです。
[2]思いもよらない事態になりやすい!
ワーホリでは、半年や1年という長期間海外に滞在することになります。
当然日本とは違う気候で、食べ物も違いますし、生活環境がガラリと変わります。
日本では健康そのもので風邪ひとつ引いたことがない人でも、慣れない土地で疲労がたまり、免疫力が下がって体調を崩しやすくなります。
日本であれば平気でも、海外で少し発熱すると「何か悪い病気なのでは・・・?」と不安になることもあるでしょう。
また、ワーホリ保険は医療費だけでなく、トラブルに巻き込まれて何かを壊してしまったり、故意ではなく誰かにケガを負わせてしまったりした場合の補償もあります。
海外は日本のように治安のいい国ばかりではないので、スリやひったくりなどトラブルに巻き込まれる可能性は日本より高くなってしまいます。
[3]ワーホリで保険加入義務のある国がある!
そもそもワーホリで保険に加入していないと、ビザが取得できない国があるのをご存知ですか?
カナダやドイツ、フランスなど多くの国が、ワーホリで入国する条件のひとつに滞在期間中(またはビザ有効期間中)の保険加入を義務付けています。
国によっては、ビザ申請時にまだ保険加入していない場合、「ビザが下りた時点で保険加入することを明記した書類を提出する」となっている場合もあります。
保険加入が証明できないと最悪の場合、入国審査で引っかかり強制帰国させられてしまう可能性もあります。
(ちなみに強制帰国時の航空運賃は本人負担です・・・トホホですよね)
ワーホリの入国条件は1年ごとに変更になる可能性がありますので、友人の話だけを鵜呑みにせず自分でも確認しましょう。
以上のような理由から、ワーホリに保険は必須だと言えます。
ワーホリ保険に加入しようかどうか迷っているなら、ぜひ加入することをおススメします。
ワーホリ保険には、いつ加入すればいいの?
ワーホリに必須のワーホリ保険ですが、いつ加入すればいいのでしょうか。
実は日本の海外旅行保険は、日本国内でしか手続きできません。
なぜなら金融庁の指導により「旅の出発から旅の終わりまで」つまり「自宅を出た瞬間から帰宅するまで」を補償しているからです。
ですから、ワーホリ保険は日本を出発する前に加入する必要があります。
保険証書が郵送になることを考慮すると、出発の1か月前に手続きしたほうが安心でしょう。
また選択肢として、日本の保険ではなく海外の保険に加入するという方法もあり、その場合は出国後でも手続きは可能です。
しかし、英語が堪能でない人にはおススメできません。
海外の保険は日本の保険に比べて保険料が安い(ただし補償範囲も狭い)ので、本当なら節約手段のひとつとしてご紹介したいのですが、日本語の対応はほぼなく保険証書も補償内容の説明もすべて英語なので理解するのはとても大変です。
また、加入期間は日本に帰って来るその日までカバーしたほうが安心です。
ワーホリで1年滞在予定で、保険を半年で契約した場合、ワーホリビザが半年しか下りなかったという例もあります。
国によってはビザの延長ができない場合があるので、契約は慎重に行いましょう。
予定よりも早く日本へ帰国した場合は、解約手続きを行うと使わなかった保険料が返金されることがほとんどです。(契約内容による)
後で後悔しないように、よく考えながら手続きを進めることが大切ですね。
保険ってよくわからない!どれくらいの補償があればいいの?
「保険が必要なことはわかったけど、どんな保険が必要なのかわからない」
「以前海外旅行に行った時は、旅行会社の人に言われるがまま保険に加入したから、保険について考えたことがない」
「・・・と言うか、そもそも保険についてよく知らない」
そんな方、いらっしゃいませんか?
ここでは基本に立ち返って、海外旅行保険についてご説明いたします。
海外旅行保険の補償項目をわかりやすく解説!
確かにパンフレットや規約を見ると漢字ばかりで難しく思ってしまいますが、内容が分かれば難しくはありません。
知らずに契約してしまうのは一番の損です。
保険会社によって呼び方に多少違いはありますが、主な海外旅行保険の補償項目をまとめました。
補償項目 | 補償内容 | |
・傷害死亡 ・後遺障害 |
病気・ケガの補償 | 事故による死亡や、事故による後遺症が残った時の補償 |
疾病傷害 治療費 |
病気やケガによる治療費の補償 | |
救援費用 | 事故や病気で死亡したり、3日以上入院した場合に家族が現地へ行く交通費や宿泊費の補償 | |
賠償責任 | 他者への補償 | 他人や物に損害を与えた場合の補償 |
留学生賠償責任 | 賠償責任にプラスして、賃貸住宅に損害を与えた場合の補償 | |
携行品損害 | 自分の持ち物の補償 | 盗難、破損、火災などの事故によって携帯していた物(カメラや衣類など)が破損した場合の補償 |
生活用動産 | 携行品損害にプラスして、賃貸住宅で家具など生活に必要な家財が盗難や火災にあった場合の補償 | |
航空機遅延費用 | その他 | 搭乗予定の航空機の遅延や欠航によって発生した宿泊費や食事代、移動費の補償 |
航空機寄託手荷物 | 航空会社に預けた手荷物が遅れた場合に、やむを得ず購入した身の回り品の購入費用の補償 | |
緊急歯科治療費 | 緊急の歯の治療費の補償 |
例えば、海外で借りている家に置いてあるパソコンが盗まれた場合、
携行品損害 → 補償されない
生活用動産 → 補償される
という違いがあります。
補償項目について「それって何だったっけ?」と疑問に思ったときは、上記の表を参考になさってくださいね。
ワーホリで使える保険の種類
ワーホリで使える保険には、次のような種類があります。
- 海外旅行保険(3か月以内の短期)
- ワーキングホリデー保険
- 海外留学保険
①は一般的な海外旅行で利用する保険ですが、3ヶ月以内のワーホリであれば利用可能です。
保険会社によってはワーホリ専用の保険がなく、海外留学保険と一緒になっている場合があります。
また別パターンもあって、一般的な海外旅行保険に留学用オプションをつけてワーキングホリデー保険や海外留学保険として販売している会社もあります。
では、「①海外旅行保険」と「②ワーキングホリデー保険、③海外留学保険」の違いは何でしょうか。
それは、『賃貸住宅(アパート・マンション・借家・ルームシェアなど)のトラブルに対応する補償があるかどうか』です。
②ワーキングホリデー保険と③海外留学保険には、「生活用動産」と「留学生賠償責任」という補償が含まれています。
ですから例えば、ワーホリでも通常の海外旅行と同じようにホテル住まいなら、これらの補償は必要ないということになります。
ワーホリに必要な補償項目ってなに?
保険について少し詳しくなったところで、
じゃあ、ワーホリに必要な補償ってなんだろう?
となりますよね。
もちろん色々と補償があれば安心ですが、補償が手厚ければ料金も高額になります。
そこで、補償項目別に判断のポイントをまとめてみました。
補償項目 | 判断のポイント |
傷害死亡・後遺障害 | 扶養家族がいないのであれば、なくてもOK。 ただし奨学金など借金がある場合は、家族に迷惑がかかるので借金額に応じて補償をつけるのもアリ。 |
疾病・傷害治療費 | 利用割合No1!絶対に必要。 |
救援費用 | 絶対ではないが、必要だと考えます。 |
賠償責任/留学生賠償責任 | 海外では、他の人や物に損害を与えた場合の対応は日本よりもシビアであることが多いので必要。 ワーホリで賃貸住宅を借りる場合は、在宅時間が1日10時間ほどと長くトラブルが起こる可能性が高いため必要。 |
携行品損害 | 利用割合No2。あった方が安心ですが、割り切ってなしにすることもアリ。 |
生活用動産 | なくてもOK。 ワーホリ保険は携行品損害がなくこちらのみの場合も。その場合はあった方が安心だが、割り切ってなしにすることもアリ。 |
航空機遅延費用 | なくてもOK。気候が不安定な場所に行く場合はあった方が安心ではある。 |
航空機寄託手荷物 | なくてもOK。 |
緊急歯科治療 | なくてもOK。 |
補償項目がオレンジ色の項目は、私が最低限必要と考える補償です。
以下、少し補足します。
疾病・傷害治療費
ワーホリの保険をかけるのは、この補償を得るためだと言っても過言ではありません。
絶対に必要な補償なのですが、では、補償金額はいくらくらいあればいいのでしょうか。
ざっくりとではありますが、地域別の必要最低限の補償額は次の通りです。
- オーストラリア:400万円~500万円
- カナダ:400万円~600万円
- ヨーロッパ:400万円~600万円
- アメリカ:800万円~1,000万円
- アジア:300万円~500万円
保険料の節約にお役に立てばと思います。
また、キャッシュレス診療のサービスがついているかどうかも重要です。
(大手保険会社であれば大抵ついています)
このサービスは、実際に病院にかかった時にその場で治療費を自己負担せずに治療を受けられるサービスです。
海外の医療費は高額で、たとえ一時的だとしても自己負担するのは大変ですから、念のために確認しましょう。
携行品損害・生活用動産
携行品損害は利用する可能性2位の補償なので、つけていた方が安心だと考えます。
ワーホリ保険の場合は携行品損害がなく、生活用動産として併せて補償されている場合もありますので、その場合はこちらをつけましょう。
ただしこの補償は、保険料のわりに補償金額はそれほど高くありません。
多くの場合、1つの物に対して10万円が限度額です。
つまり、20万円のパソコンが盗まれたとしても、10万円までの補償しか受けられないということです。
また、自分で手続きしなければならないことも多く、盗難や破損の証明書を現地で発行してもらったり、帰国後に申請手続きするのに色々な書類をそろえなければならなかったりと、結構大変です。
さらに保険金請求をすると、ワーホリ期間を延長しようとして保険の延長申請する場合に差し障りが出るかもしれません。
保険の一番の目的は、大きなケガや病気に備えることです。
それ以外のことでむやみに保険を使わない方がいい、というのもひとつの考え方です。
節約のために高価なものは持たないようにするなどして対策し、割り切って補償をつけないこともアリかな~と、個人的には思います。
緊急歯科治療
疾病・傷害治療費には、歯科治療は含まれません。
海外の歯科治療費は日本よりも高額なのでつければ安心でしょうが、保険料のわりに補償内容はシビアです。
海外であまりに歯痛がひどくなった場合には、いったん帰国して日本で治療を受けた方がいいとさえ言われています。
ですからワーホリに行く人は、痛くなくても出発前に日本で歯医者さんに行って治療を完了させておく方が賢明ですよ。
クレジットカードについている保険が使えるって聞いたけど…
ワーホリではビザの申請時にクレジットカードが必要なこともあり、みなさん1枚は持って海外に行かれることと思います。
(盗難や紛失に備えて最低2枚は持っていた方がいいと思います!)
クレジットカードについている海外旅行保険は、もちろんワーホリでも使えます。
年会費無料のクレジットカードなら、無料で補償が得られるのですごく節約できますね。
しかし、クレジットカードの保険は60日~90日までしか補償されません。
なぜなら、日本の保険は「自宅を出た瞬間から帰宅するまで」しか補償できず、日本を出発してしまった場合は使えないからです。
すでに海外滞在中で契約できる日本の保険は、残念ながらありません。
海外の保険であれば可能ですから、英語が堪能なら現地の保険に加入すると節約ができますよ。
でも注意点があります!
クレジットカード1枚ではどこへ行くにしても補償が足りないことがほとんどですが、2枚、3枚と持つことで補償を合算することができます。
(死亡補償だけは合算できず、一番高額なものが適用されます)
また、クレジットカードの海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」があります。
自動付帯:カードを所有する人が海外旅行に行けば自動的に保険が有効になる。
利用付帯:その海外旅行に関する交通費をそのカードで支払うと保険が有効になる。
「クレジットカードの海外旅行保険」とひと口に言っても、クレジットカードによって内容は様々です。
ご自分の持っているクレジットカードの海外旅行保険の内容について、これを機会に調べておきましょう。
年会費無料のカードでも海外旅行保険がついているカードはたくさんありますから、日本にいるうちにカードを作って補償を強化するのもいいかもしれません。
その時は先ほどの「地域別必要最低限の補償額」を参考にしてくださいね。
ドイツのワーホリ保険だけは注意!
ドイツ大使館のワーキングホリデービザのページに、申請に必要な書類として次のような記載があります。
ドイツでの全滞在期間有効な旅行者用医療保険(歯科の治療にも適用され、女性の場合は妊娠時にも適用される保険に加入していることを証明するものを提示してください。) および旅行賠償責任保険
つまり、ドイツへワーホリで行くには
- 歯科治療にも使える
- 女性は妊娠時の医療費にも使える
このふたつを満たす医療保険に加入する必要があります。
日本の保険では、②妊娠時に使える海外旅行保険はありません。
(男性の場合は①だけでよく、その場合は日本の保険AIG損保海外旅行保険(旧AIU損保海外旅行保険)の歯科治療特約をつければ申請可能です)
ですから女性の場合は日本の保険ではなく、ドイツのワーホリビザに対応している海外の保険に加入する必要があります。
日本語対応可能で、ドイツのワーホリビザ取得条件を満たした海外の保険を取り扱っている会社をご紹介します。
Stepin旅行保険(ステップイン旅行保険) |
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ドイツ留学専門店 Pfadfinder24 |
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フランスの総合保険代理店 ASSETS |
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海外の保険は日本の保険より料金は安いのですが、日本の保険であれば当然ついているサービスや補償(通訳サービス、携行品損害補償など)がついていない場合がありますので、保険代理店によく確認しましょう。
ドイツ大使館や領事館に保険について問い合わせると、ステップイン旅行保険を紹介されるという情報もありました。
また、日本の保険会社の人が「この保険はドイツでも大丈夫です」と言ったとしても、注意した方がいいです。
「ドイツ国内でも使える保険」と言っているだけで、「ワーホリのビザが下りる保険」という意味ではない可能性が高いですから、気をつけましょう。
ワーホリ保険についてのまとめ
ワーホリの保険について、もう一度ポイントをおさらいしましょう!
ワーホリに保険は必須!
- 海外の医療費は非常に高額なので、自己負担を回避すべき
- 海外では思いもよらない事態になりやすく、ケガや病気のリスクが高まる
- ワーホリビザを申請する条件に、保険加入義務がある国がある
また、節約可能なポイントとして、次のことをお伝えしました。
- 英語が堪能なら、現地の保険会社を利用すると保険料が安くできる。
- ワーホリに必須の補償項目は「疾病・傷害治療費」「救援費用」「賠償責任」「携行品損害」の4つ。
- 「疾病・傷害治療費」は、渡航先別の医療費に合った補償額を設定する。
- 歯科治療は「疾病・傷害治療費」には含まれないので、日本で治療を済ませておく。
- 3ヶ月以内のワーホリなら、クレジットカード付帯の海外旅行保険も使える。
- クレジットカードの保険を利用するなら1枚だけでは不足。複数枚を組み合わせることで補償額を合算できる。
もしかするとワーホリに行った先輩から「私は保険なんて1回も使わなかったよ」などとアドバイスを受けるかもしれません。
しかし、読者様に万が一のことが起こってしまった場合、その先輩が医療費を払ってくれるわけではありませんよね。
保険についてよく知って、よく検討することをオススメします。
さらに保険以外にもかかる費用はまだまだあります。
こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
安全に、思う存分ワーホリを楽しみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました♪