「大学時代の留学経験を活かして、志望している仕事に就きたい!」
志望している企業に就きたくて留学を決めた方、もしくはこれから留学を決める方も少なくないと思います。
「ところで、大学在学中の留学中に就職活動ってどう進めていけばいいんだろう?」
「英語を使う機会がなさそうな企業を志望する場合は、留学経験が有利になるPR方法ってあるのかな?」
と疑問が浮かびませんか?
留学経験があっても、就職活動が遅れてしまったり、上手くPRが出来なかった場合は有利にならない可能性もあります。
今回は、留学経験を活かして働きたい方に向けた就活術をご紹介します!
目次
留学生の就職活動での選択肢は3つ

就職活動を円滑に進めるために、選択肢を知っておきたいですよね。
ちなみに、留学は長期留学(1年以上)と短期留学(数ヶ月単位)があり、学歴に書けるのは長期留学ですが、短期留学でも学歴以外に経験としてPR出来ます!
留学生の就職活動での選択肢は3つありますので、それぞれ見ていきましょう。
海外で就職する
留学をしたのをきっかけに海外での生活に慣れた場合、海外で就職を決めるのも方法の1つです。
長期留学と短期留学どちらでも可能です。
海外で就職する場合は日系企業か現地の企業どちらかを選ぶのですが、日系企業に就職を希望すると日本で選考を受けるケースも考えられるので、一時帰国をする必要が出るかもしれません。
また、海外で就職するには就労ビザを取得したり生活環境を整える必要がありますので、よく考えた上で海外就職の決断をしましょう。
4年で卒業して就職する
大学在学中に留学するとなると、1年間留年をして学校に通われる方も多いですが、4年で卒業して就職するのも可能です。
スケジュールの組み方によっては、長期留学を選択した時点で4年で卒業出来ない場合があります。
なので、4年で卒業をして就職したい場合は短期留学が基本となります。
また、就職活動のスケジュールを詰め込む必要が出てくるので、卒業するまでの間が忙しくなることを念頭に置いてください。
1年間留年をして就職する
留学した1年間を留年して、就職活動をスタートすると余裕が持てます。
留年を視野に入れていると長期留学も可能で、4年で卒業するよりも選択肢が増えると思います。
留年する場合に注意したいのは、同級生よりも就職が遅れたり、学費が留年した分かかることです。
しかし、留学経験を経たことで就職活動が有利になれば、先行投資として考えればプラスになるでしょう!
学費を抑えられる国もありますので、こちら↓↓の関連記事もご参考になさってください。
就職活動の進め方

日本の新卒採用は一括採用でスケジュールが決まっているため、それに合わせて動けば留学していても円滑に就職活動が進められるでしょう。
4年で卒業して就職したい場合だと、特に就職活動の進め方を把握する必要があります。
いつ留学を終えて、どのような準備をしたらいいのか、3つのポイントを挙げましたので見ていきましょう。
スケジュールを押さえておこう!
採用情報が解禁される3月までに留学を終えるのが理想
新卒の採用情報は3月から解禁され、エントリーや企業説明会、書類選考などが順次スタートされていきます。
解禁される3月までに留学を終えて、周りの方が就職活動を行うタイミングにスタート出来るのがベストとなります!
もし可能な場合は1月か2月上旬までには留学を終えて、留学中でも出来る準備を整えておくのをオススメします。
企業によっては3月より早くスタートするので、志望している企業がある場合は採用情報の解禁時期をチェックして、留学を終える時期を予め考えておきましょう!
遅くても6月には帰国するのが理想
円滑に就職活動を終えたい場合は、遅くても6月には帰国するのが理想です。

6月以降は面接が集中しやすいので、その時期にも留学されていると面接のたびに帰国をしなくてはいけなくなりますので、就職活動のピークになる前に帰国をされておくのをオススメします。
留学中でも出来る準備は先に進めておこう!
留学中は就職活動が出来ないと思うかもしれませんが、以下の準備なら進められます↓↓
- 適性検査の対策
- 企業の下調べ
- 面接の流れの把握
- 自己分析
- 履歴書やエントリーシートを書く
留学中に出来る準備から進めて、帰国した時に焦らないように余裕を持たせましょう!
自己分析に関しては、資料を用意したり調べる必要もなく出来ますので手がつけやすいです!
就職活動は準備することがたくさんあります。

また、企業によってはグローバル対応しているところもあって、海外で選考が受けられる場合もあります!
留学生に向けてビデオ面接をおこなう企業もありますので、数回はビデオ面接で最終面接は帰国してから対面面接で対応してくれる可能性もあります。
海外にいても選考を諦めなくていいため、応募出来る企業かどうか調べた上でエントリーしてみましょう。
留学経験が有効になるPR方法

留学経験があっても、有効になるPRをしないと有利にはなりません。
面接で何を伝えたら有利になるのか、3つのポイントを挙げましたので見ていきましょう。
留学をしようと思った動機を伝える
まずは、留学をしようと思った動機を伝えましょう。
留学しようと思ったきっかけや学びたかったことなど、留学をする前の自分を思い出してみてください。
人に勧められたという理由ではなく、「〜を学びたかったからです。」などと、自発的な理由を伝えるようにしましょう!
留学中には何を学んだのか伝える
次に、留学中に何を学んだのかを伝えましょう。
留学前と実際に留学してからのギャップはあったか・特に力を入れていたこと・苦難をどう乗り越えたのかなど、経験を踏まえて伝えるのがいいです。
留学経験は、「英語が話せるようになりました!」などと語学力があることを伝えようと思う方が多いかもしれません。
しかし、英語が話せるようになったというのは、日本にいても可能なため、留学先の人々と交流をした上での経験をアピールした方が留学経験でしか出来ないこととして伝わるので有利だと思います。
留学をして得たことを今後にどう活かすのか伝える
留学をして何を得たのか・今後どう活かしたいのかを伝えましょう。
「留学をしてみてから、何事にもまずはチャレンジしてみようという意欲が湧きました。」など、何が変わったのかと今後それをどのように活かしていきたいかを伝えると留学経験が有利に働くPRになると思います!

留学生が就職活動で成功するために

- 留学生の就職活動での選択肢は3つある。将来をよく考えた上で選択しよう!
- 採用情報が解禁される3月までに留学を終えるのが理想。
- 遅くても6月には帰国するのが理想。
- 留学中でも出来る準備は先に進めておこう!
- 留学経験を活かせるPRは志望動機・何を学んだのか・得たことを今後にどう活かすのかを伝える!
せっかく留学したのに経験が活かせないのはとても勿体無いですよね。
留学中から就職活動のスケジュールを決めて、準備や対策をしっかりとして成功へ近づけましょう!
これから留学を考えている方は、こちら↓↓の関連記事も参考になさってください。
最後までお読みいただきありがとうございました♪