皆さんは遠距離恋愛の経験はありますか?
「遠距離恋愛」切ない響きですねぇ。。。
それでも仕事や家庭、自分で決断した留学など、様々な理由で今もどこかで「遠距離恋愛」を決断しているカップルがいるかもしれません。
今まさに、この記事を読んでくださっているアナタの大きな悩みになっているかもしれませんね。
国内でも大変な遠距離恋愛を国際的に続けるためには、どんなことを心がけたらいいのでしょうか?
今回の記事は、頑張るアナタの助けになるかもしれません。
目次
そもそも留学中の遠距離恋愛は成り立つのか
まずは遠距離恋愛のデータがあるのでご紹介。
国内外に問わず某アプリに登録されている男女2407人(男性1278人、女性1129人)に「遠距離恋愛の経験」についてのアンケートを取ったところ男性の39%、女性の42%という全体として約4割が経験ありと答えたそうです。
案外、多くの人が遠距離恋愛を経験しているんですね。
でも残念ながら成就しているカップルは少ないようです。
日本国内での遠距離恋愛でも破局しているカップルが多い中、国際的になると距離だけではなく時差も加わり更に困難な道になります。
「留学 遠距離恋愛」と検索すると付き合い続けたことよりも破局した経験談が多く出てくるのも事実です。
ただ、一緒に暮らしていても別れるときは別れますよね。
でもその距離と時間を乗り越えたカップルがいるのも事実です。
この困難を乗り越えられるカップルと乗り越えられないカップルにはどういった違いがあるんでしょうか。
遠距離恋愛を決意!留学する前にすべきこと
2人のどちらかが留学を決断した後、2人のこれからの為に出発前に出来ることって何でしょうか。
「行ってくるから」と笑顔で報告?
「毎日電話する」という約束?
私なら爆破しますね。
じゃあ一体どうしたらいいのか。
魔法の言葉はありません。
ただ誠実に向き合うしかないのです。
なぜ留学に行きたいのかを理解してもらう。
こう書くと面接みたいですね。
でもこの「行きたい理由」を相手に理解してもらうのはとても大事です。
例えばですが、「海外に行ってみたい」「海外のクラブで遊んでみたい」そういった理由から興味を持つこともあるでしょう。
そうしたきっかけで海外生活を始める人はいますし、そこから世界が広がることもあります。
ただ、恋人が聞いたらどう思うでしょう。
そんな説明、相手は納得しませんよね。
私でも「そんなの旅行で良いじゃん」というでしょう。
もし説明や説得が面倒に感じるようであれば一旦別れてしまうのも一つの選択です。
帰国したときにお互いの気持ちが変わらなければ付き合いを再開すればいいんです。
長期間ただ相手を無責任に縛り、待たせる必要はどこにもないですから。
続けることの難しさをお互いで認識する
どんなに仲が良くてもお互いにずれを感じたり、相手が自分の知らない環境にいることで不安を感じてしまうのが遠距離恋愛です。
自分たちがこれから置かれる状況をしっかり考えてみましょう
今のAさんのように仲が良く毎日一緒に過ごしていたカップルが、突然離れてしまったらどうなるでしょう。
昨日まで隣を見ればいた相手は、国も時間も違う場所にいます。
今はWi-FiさえあればLINEやSkype、その他にも様々なアプリでメッセージや写真を送れますし顔を見て話すこともできます。
でも一日中、通話しているわけにはいきません。
ほら、もう寂しくないですか?
そして小さな喧嘩や多少のすれ違いなら一緒に過ごすことで気にならなくなったり、素直になれたりしますよね。
顔を見て触れ合うからこそ、相手の気持ちを感じ安心することも多いですよね。
それがすべて文字と画面越しの会話のみになります。
毎日会っていたアナタに耐えられますか?
それでも残す側と残される側の環境の違いは大きいでしょう。 期間が長くなればなるほど難しくなってきます。
ですが実際にラブラブのまま一年の留学を終え、帰国後結婚したカップルもいます♪
離れているからこそお互いを思いあえるということもありますよね。
留学中、離れている間に出来ること
では実際に離れてからも二人の心が離れないようにするにはどうしたら良いんでしょう?
そこで個人的な意見にはなりますが、具体的にどうすれば良いのか紹介していきます!
ぜひ参考にして幸せな生活を掴みとってくださいね♪
お互いに自立する
お互いに自立するというのは、遠距離恋愛に関わらず大切なことですよね。
「社会人として働いている」や「一人暮らしをしている」という事ではなく精神的な自立です。
2人だけで始まる恋愛も、時が経つにつれ社会や他人とのかかわりが不可欠になっていきます。
そうなると2人だけの世界ではいられなくなります。
例えば片方だけが外の世界に目を向けた場合、残される方は止めますよね。
「外になんか行かなくていい、私だけを見て。」
実際に恋人に止められて留学をあきらめたという声も聞いたことがあります。
それはいつか、「アナタの為(ため)に諦めたこと」が「アナタの所為(せい)で諦めた」に変わる日が来るかもしれません。
相手の決断を受け入れ、自分自身も外に目を向けてみることが2人の関係をより良いものにすることがあることも知る必要があります。
前章でお話しした通り、受け入れてもらう側も相手に対して誠実になぜ自分に留学が必要か、お互いを理解するために話をする必要があります。
依存するのではなく、お互いを一人の人間として認め合う。
お互いの考えを受け止め、2人のこれからを決める。
これが第一段階の自立です。
旅立つ側は、言葉も文化も違う全く知らない土地に飛び込みます。
最初の頃は、環境になれることに精一杯になります。
食文化や生活環境などの違いからホームシックになるかもしれません。
でも最初にどれだけ戸惑っても新しい生活、環境に慣れていくのが人間です。
新たな刺激に夢中になっていくことは十分にあります。
これは悪いことではなく、自然なことです。
残される側が喪失感を抱いている限りは、そういった話をただ聞くだけになってしまいます。
「自分の生活は何も変わらないのに、相手は自分の知らない新しい環境で新しい人々に出会い楽しそうに過ごしている。」
ただただ寂しく、不安を募らせる日々を送る事になります。
そんなの耐えられませんよね。
残される側も自分の世界を持ち、自分の世界を広げる事が必要だと思います。
今まで2人で過ごしていた時間を友人と過ごしたり、興味のあった場所に行ってみたりも良いですね。
決まった生活のルーティンから抜け出すことが難しく感じれば、新しい本を読んでみるのも一つです。
自分の生活を充実させましょう♪
これが第二段階の自立です。
この第二段階の自立によって、お互いを新たな視点から見つめることになるでしょう。
その後の選択は2人次第です。
連絡はこまめに。でも束縛しすぎない。
「毎日必ず9時にSkypeで顔を見て話す」と決めたとします。
一日のスケジュールをその時間に電話ができるように調整しなくてはいけません。
時が経つにつれ、お互いに生活が充実し予定が入ることもあるでしょう。
その約束がお互いの負担になっていき、守れなくなった場合には不信にもつながります。
なのでお互いを約束で縛りすぎない事が大切です。
遠距離恋愛は、連絡が途絶えるとそこで終わってしまいます。
- なるべく頻繁にメールなどで連絡を取り合い2人の都合が合えば、その場で電話をする。
- お互いの楽しかった話や悩みを打ち明けあう。
- すぐに返信が来なくても相手にも予定があり忙しいのだろうと思いやる。
この3点は、心がけた方がいいと思います。
そばで過ごしていた頃よりも深くお互いを知ることができるかもしれません♪
今日あったこと、見たもの聞いてほしいと思ったことを何でも話しましょう♪
自分の気持ちを言葉で表現する。
相手にきちんと「好き」だと伝えましょう。
「会えなくて寂しい」と恥ずかしがらずに言葉にしてください。
たまには泣いたって良いんです。
前章で「精神的に自立し、お互いの生活を充実させましょう」と書きました。
でも今まで身近に感じていた大切な人が遠くに行ってしまったんです。
お互いに寂しくて当たり前です。
でもここで強がったり、恥ずかしがったりして素直に言葉に出来ずにいると相手はアナタの気持ちを知るすべがありません。
これまで相手に伝わっていたのは、そばにいたからです。
これまで言葉にしなくても伝わっていたと思う部分をすべて言葉にしないと伝わらないのです。
エスパーじゃないんだから離れていたら尚更ですよね。
私の友人で婚約を交わした状態の彼女を日本に残し留学してきた人がいました。
彼は、移住を目標にしていたので高い英語力を身に着ける必要がありました。
当初予定していたよりもワークビザを取得できるレベルの英語力を身に着けるまでに時間がかかってしまい、最終的には4か所の語学学校に通ったそうです。
その間に彼女側の浮気が発覚し婚約破棄したと聞きました。
彼は「彼女と暮らすためにここまで頑張っていたのに」と泣いていました。
その時は彼の頑張りを知っていたこともあり、とても彼に同情し夜中の突然の電話にも付き合いました。
ただ今考えてみると、彼はとても社交的で自分の英語力向上のためパブでも果敢に男女問わず話しかけていました。
そして仲の良い友人と飲み歩いていた姿も知っています。
これは想像の話でしかありませんが、彼はきちんと彼女とコミュニケーションを取っていたんでしょうか?
浮気を肯定する気はありません。
彼の意気消沈ぶりは今思い出してもかなりのものでした。
彼は彼女との移住のために頑張ったと言っていましたが、それって彼女は本当に望んでいたんでしょうか。
彼の希望を彼女が受け入れたというのが彼女の中の本音かなと想像しました。
延長され続ける彼の学生期間。
フェイスブックを見ればタグ付けされる遊んでいる彼の写真。
寂しさと先の見えない未来への不安。
彼の夢が現実的なものに感じられなくなっていったのかもしれません。
その時にお互いに話をしたのか?部外者の私には何もわかりません。
でもこういったすれ違いは簡単に起きます。
だから私たちは、話をするしかないんです。
この彼の場合は、日本にいた彼女が心変わりをしてしまいました。
実は、結婚が決まった女性が最後の思い出に留学やワーキングホリデーに出ることがあります。
ある意味、最後の自由時間。
最後の自由恋愛を楽しんで帰っていく人もいるみたいです。
こういう事は男性より女性の方があるのかもしれません。
残念ながら男性は何かしらでバレて破局している場合が多いんですよね。
時には手紙と小さなギフトを
最近、手紙を書いたことはありますか?
手書きの何かを送る機会って最近減りましたよね。
上手下手に関わらず、相手の内面を感じられる手書きのメッセージはお互いを近くに感じられます。
ショッピング中に目に入ったユニークなポストカードを1枚買ってみませんか?
メッセージは短くても良いんです。
そこに小さなギフトも添えて♪
渡航先であれば、ポストカードもその国ならではの物があります。
そしてギフトは相手に似合いそうなものだったり、何か変わったものでも、自分が食べて美味しかったお菓子でもいいんです。
日本からのギフトに悩みますか?
お気に入りのチョコレートやコンビニで売ってる相手が好きだったお菓子メーカーの新作などでも良いんです。
だって簡単に手に入らないんですもん。
アジア系食品スーパーにもありますが、品数には限りがあります。
「これ好きだったなぁ」と思い出したら、メッセージカードと一緒に送ってみませんか?
送られてきたポストカードを部屋に貼ると毎日眺めていられますしね♪
距離なんて関係ない‼会いに行こう♪
「そんなお金も時間も必要な事、現実的じゃない!」と思いますか?
でも実際に会って触れ合える以上のコミュニケーションってないですよね。
もし相手との結婚を考えているなら、ここでお金を理由に諦めた場合と、一度も会うことなく過ごした場合のその後の可能性を考えてみましょう。
思い切って会いに行った後の未来の方が可能性は明るくなると思いませんか?
長期休暇を利用して相手の国に旅行に行ってもいいですし、逆に日本に一時帰国して2人で温泉にでも行っちゃいましょう。
再会できる日が決まれば、その日まで旅行プランを考えたり後〇日とカウントダウンが出来ます。
2人のモチベーションが上がりますよね。
なかなかハードルが高い最終手段に感じるかもしれませんが、やっぱり会うのが一番です。
学ぶ努力と関係を続ける努力、両方あって良いんです♪
お互いを信頼する
これまでお伝えしてきたことは、この「お互いを信頼する」ことに切っても切り離せないことです。
全ての根本にあるべきもので、2人で作り上げなくてはいけないものです。
お互いに信頼できなければ、相手から連絡が来ないときに自分が知ることのできない相手の状況を悪い方向へ想像してしまい、不安に押しつぶされそうになるでしょう。
そういうときって、つい言葉の裏を勘ぐってしまいますよね。
何もしないうちには信頼は生まれません。
何度も同じことを書いていますが話し合うしかないんです。
喧嘩したって泣いたって良いんです。
その後にしっかり向き合うことができれば。
何か気になることがあれば、2人で解決しましょう。
2人のことなんですから!
留学中の恋愛も遠距離だって乗り越えられる
ここまで留学中の遠距離恋愛について長々とお話してきました。
- お互いに自立する
- きちんと話し、信頼関係を築く
- 連絡はこまめにするけど束縛しない
- 会いたくなったら会いに行く
この4点が最も基本になるんじゃないでしょうか。
その中でも信頼関係を築くことが最も重要だと思います。
そしてたまには手紙やプチギフトを送ったりしてみましょう。
ですが、これらをやれば100%遠距離恋愛が成就するわけではありません。
お互いに新しい出会いだって沢山あるでしょう。
それでもお互いが一緒にいたいなら、簡単ではないと思いますが頑張ってください。
どんなことになっても人はそれぞれに自分の道を見つけていけるものだと思います。
自分にとって納得のできる留学と恋愛をしてくださいね♪
今回の記事が少しでも悩めるアナタの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。