留学後に英語が話せなくなる理由は【燃え尽き症候群】にあった!

 

留学から帰ってきても英語が話せない、そんな方皆さんの周りにもいませんか?

何を隠そう、私自身がまさにその一人でした。

 

留学していた時は、毎日寝ても覚めても英語を当たり前のように使い生活していたにも関わらず、帰国してほんの数か月で英語を話そうと思ってもびっくりするくらい言葉が出てこなくなったのです。

 

これ、実は留学後に陥る「燃え尽き症候群」が関わっていたのです。

 

留学後に英語が話せない!帰国後に遭遇しやすい厄介なあいつ!

皆さんも1度は経験あるのではないでしょうか?

 

大きなプロジェクトを終えた時や楽しみにしていたイベントが終わった後などに高揚しつつもモヤモヤした気持ちを感じたことはありますか?

 

「やってやるぞ!!」というような前向きな気持ちが起きず、なんとなくエネルギーが切れてしまったような、すべてがなくなってしまったような、そんな気持ちのことです。

いわゆるBurnout Syndrome(燃え尽き症候群)

 

まさにこれがあのモヤモヤの気持ちの正体です。

 

大きなことを成し遂げた後に、というよりも成し遂げたがゆえに感じる場合が多くあります。

 

これは留学や仕事に限った話ではなく、海外旅行後も例外ではありません。

 

私の留学中はとにかく「英語」「勉強」が常に生活の中心にありました。

 

そして留学には「キャリアアップ」という明確な目的があり、時間も限られていたため、やるべきことに集中できていたのです。

 

日本に帰ってきた安心感、達成感とともに何か物足りなさを感じ、定番になった毎日のルーティンワークがなんだか虚しさを感じるようになりました。

 

それでも帰国直後は、せっかく身に着けた英語をビジネスのツールの一つとして使えるように常に勉強しておこうと意気込んでいたのですが、Burnout Syndromeとともにそんな気持ちも消え、時間を作ることもなくなっていきました。

 

そして時間が経つにつれ、いつしかそんなことも感じなくなり、ベルトコンベアに乗っているかの如く毎日が過ぎていきます。

 

なつ

留学後は今までに経験したことのないような燃え尽き具合で…

抜け出すのがほんとに大変だったな~

 

Aちゃん

そんなに衝撃が大きかったんだね~。どうやって立ち直ったの?

 

なつ

それはね、ひたすら自問自答し続けた(笑)

こう言うととっても大げさに聞こえると思うんだけど、心がワクワクするような次の目標を定めることにしたの。

 

私の場合はアスリートとして練習を積んでいた頃の癖で、常に目標に向かって努力するのが好きでした。

 

そして何かに向かっているときというのは、すごく小さなことでも「できた!」と思えることが出てくると、次に挑戦する意欲が湧き、だんだんとやる気エンジンに火がついていきました。

 

なつ

すると周りの物事をポジティブな視点で捉えられるようになり、負のループから抜け出すことができたの。

 

Aちゃん

なるほどね。

小さな成功体験って大事だもんね。だれでも取り入れられそう。

そうなんです!

ここでお伝えしたかったことはまさにそういう事。

 

教訓

大きな目標を達成した後は、少し休みつつも次の目標に向けて「小さな成功体験」をし続ける癖をし続けよう!

 

 

日本人の前で英語を使うことが怖い!?

これは私が陥った日本で英語が話せなくなった原因です。

Aちゃん

えっ、何言ってるの!?

日本人を前にしたら急に英語で話すことが怖くなったってどういう事よ?

フィリピンでだってグループクラスに日本人いるって言ってなかったっけ?

 

なつ

うーん、簡単にいうと相手が外国人じゃないから怖かったというか、気後れしたって感じかな~

 

Aちゃん

どういう意味??

 

なつ

なんか変に意識しすぎたっていうか・・・

私もともとあまり文法が得意ではなくて、でも話すのは楽しいみたいな感じだったの。

だからフィリピンで私と同じように英語を勉強している仲間同士で使う分には、「勉強中」と割り切れたことと、だからこそ間違えて当たりまえと割り切れたの。

 

それが、日本に帰ってきてから

自分自身で勝手に「留学経験者」だからきちんとした英語を話さないと恥ずかしいと急に思ってしまい・・・

「留学したのにあんなでたらめな英語話すなんて」って思われたくなかったんですよね。

とにかく余計な雑念が頭をよぎってしまい、うまく言葉が出てこなくなってしまいました。

 

でも「このままではダメだ!」と思い、フィリピンでとってもお世話になった先生に相談してみました。

そのときの言葉がこちら!

“Who cares what other people think. Just do it! Only challenge bring us great future”

(他人がどう思うかなんて関係ない。ただ使い続ければいい。そして挑戦し続けることだけが望む未来につながる。)

なつ

これを聞いて気負いすぎていた心が楽になったというか、別に「間違えたとしてもフィリピンにいたときと同様直せばいいだけ」と思えるようになりました

 

開き直りに聞こえるかもしれませんが、完璧を求める必要はないと感じました。

 

留学を経験しているとはいえ、その短期間でネイティブのように話せるようになったわけではありません。

 

間違えたことは修正すればいいし、もし選んだ言葉がTPOにあっていなかったならば、きちんと謝ればいい。

 

ただそれだけのことです。

 

難しく考えすぎず、チャレンジし続けましょう!

 

私たちにとって英語は母国語ではないので、使い続けなければ錆びつきます。

 

せっかく能力を開花させたのにそれは勿体ないですよ。

 

 

英語を話すチャンスがそもそもない?

今まで取り上げてきた2つはどちらかといえば「メンタル」的な話でした。

 

ここでは少し物理的な視点で話をしたいと思います。

 

日本ではそもそも英語を話すチャンスが少ないと思われていますが、それは本当なのでしょうか?

 

私は、「日本で英語を話すチャンスは少ない」というのは嘘だと思っています(笑)

 

そしてチャンスはいくらでも転がっている!とも思っています。

 

なぜならば、それは日頃私たちが話すチャンスを探していないだけだからです。

 

Aちゃん

えっ、なんでそんな風に言い切れるの?

 

日本と海外の一番異なる点は、世界共通語の英語を使わなくても、日本語のみで生活することができることです。

 

だからこそ意識して英語を使うチャンスを探さないと見つかりません。

 

でもどうでしょう?

 

駅や道端で困っている外国人を見かけることってありませんか?

 

これも実は一つの英語を話すチャンスです。

 

日本ではお金と時間をかけないと英語を使う機会を作ることができないわけではありません。

 

Excuse me, how can I help you? / May I help you? 

 

このシンプルな言葉でチャンスを作ることは十分に可能なのです。

 

日本では当たり前に英語を毎日使う環境を作ることが難しいのは事実です。

 

でもチャンスが少ないことを嘆くより、顔を上げて周りに目を向ければ、意外と日本でもたくさんのチャンスに出会うことができるのです。

 

 

留学後でも英語を話せるように維持するには

冒頭でもお伝えしたように留学しても帰国後に英語が話せなくなることは珍しくありません。

 

その根本的な原因は使用頻度が極端に減るためだと思います。

 

そこからもう一度あの留学していた時のようなレベルまで戻すには、何が必要かを理解しているが故に、重い腰がなかなかあがらないという状態に陥りやすくなると思います。

 

だからこそ早めの対策が必要なのではないでしょうか。

 

どんな能力も身に着けるまでには時間がかかりますが、忘れるのはほんの一瞬。

 

せっかく苦労して身に着けた能力を有効活用しない手はありません。

 

ぜひ一緒に身近にある小さなチャンスを拾い集めて大きな力に変えませんか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました♪

 

 

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