留学をしたら外国人の友達を作ろう!
そんな目標を持って旅立つ人もいるんじゃないでしょうか。
しかし英語ができずに友人ができるか心配…。でも日本人の友人ばかりでは英語は上達しないし…。
不安は多いですよね。
でも大丈夫!この記事を読み終えた頃には安心して飛び立つことができますよ。
目次
英語ができないけど友達って本当にできるの?
留学に行く前は英語で和やかに会話をし笑いあう、そんな想像をしていました。
でも正直、現実は厳しかったのです。
当時の私も英語が苦手で、留学生活スタート直後からうまくいっていたわけではないよ。
でも最高の友達に出会うことができました!
外国人の友達だけでなく、日本人の友達だって作ったって良いんです。
日本人ばかりと過ごすと、せっかくの英語を話すチャンスを逃すことになってしまうので気を付けなくてはいけないことは確かです。
しかし、それで気の合う友人を逃してしまうのも何だかもったいないですよね。
同じ志をもって留学にきた仲間なのですから!
一期一会という言葉を胸に、様々な人と交流してみましょう♪
日本で生活するだけでは出会えなかった友人たちとの時間は今でも宝物です。
(少し美化された思い出になってる気もしますが(笑))
当時の私は特に英語が好きだったわけでもありません。
むしろ苦手だと思っていました。
そんな私が英会話を大好きだと思えるようになったのは、その友人たちと過ごした時間のおかげでもあります。
これから留学される方も留学を検討されている方も今は不安でいっぱいだと思います。
でも大丈夫です。
アナタにもきっと友達はできます。
読者様の不安な気持ちを少しでも和らげることができるようにと、次の章からは私の留学経験をもとに
友達作りのコツをお話ししていこうと思います。
留学初日、現実にぶち当たる
私は大学生時代、フィリピンの語学学校に短期留学していました。
コミュニケーションには多少の自信があった私ですが、初日にその自信は打ち砕かれました。
まず最初のレベル分けテストで、初心者クラスに振り分けられました。
それは、まぁ覚悟してたところですね。
その後、バッジメイト(同日入学者でオリエンテーションなど行動を共にする仲間)と挨拶するも。。
How are you?.. えっと…
そのあとの言葉が続かないという事態に!!
自分から声をかけたは良いけど他に何を言えばいいんだろう、日本語ではどんな話をしてたっけ、なんて考えつつ、お互いに曖昧に笑いあう始末。。
今思い出しても、もっと話せただろう私‼と突っ込みたくなります。
でも全く頭の中に英語が浮かんできませんでした。
バッジメイトの中には、しっかり話せる子もいて話しかけてくれたんですが、今度は聞き取れない。。
大変なことになったと思いました。
でもこんな私でも過ごしていくうちに何とかなっていくものなんですよね。
出来ることから始めよう
というわけで、語学学校に通う生活が始まりました。
授業は真面目に受けるんですが積極的に発言出来ない日が続きました。
理由としてはどうしてもきちんとした受け答えができなければ発言しちゃいけないとか考えてしまったんです。
子供のころから英会話に触れ、英語の勉強もしてきたという思いが正しい英語を話さなければいけないと自分を縛っていたんですね。
そんな私を救ってくれたのは先生からのアドバイスと文法の間違いなんか気にせずにとにかく伝えようと話しかけてくれる他国からの友人たちの姿でした。
その時のエピソードは、こちらの記事で紹介しています。
このきっかけがなければ、今も英語が苦手なままだったかもしれません。
次の章からは、私が人間関係で心がけたことをお話していきますね。
挨拶から始めよう
どんなに拙い英語力でも挨拶はできます♪
毎朝心がけたのが、寮や学校で顔を合わせた人に笑顔で
みんな挨拶を返してくれました。
そうやって挨拶を交わすことにより、挨拶から簡単な会話へ繋がっていきました。
世界の共通言語、笑顔でいよう
へらへらと無意味に笑っていろということではないんですよ!
日本で生活している時と同じです。
挨拶や目が合った時、そして会話中に笑顔でいる人には話しかけやすいですよね。
お互いに勉強中の言語で話すんです。
一生懸命になって真面目な表情が続くかもしれません。
そんな時もあります。
ただ普段の生活をリラックスして明るい気持ちで過ごしましょう。
そして笑顔が増えたらきっと周りからの印象も変わってくるはずですよ♪
積極的に話しかけてみよう
せっかく外国人の友達が欲しいと思っていたんですから、色々な人に話しかけてみましょう。
カフェテリアで隣の席になった人、寮の共同スペースで目があった人など、どんな人でも良いんです。
時には一人になりたいという人や機嫌の悪い人に当たるかもしれません。
そうした時は、相手の気分を尊重してあげましょう。
そしてまた誰かに話しかけてみましょう。
「突然じゃ何を話したらいいかわからない」という方は事前に話すことを決めておきましょう。
初めて話す相手なら話すことはほぼ同じです。
- 挨拶「Hello」「Hi」は万能です
- 自分の名前と出身地「I’m Natsu from Japan」
- 相手の出身地を訪ねる「Where are you from?」
- 趣味の話や興味のあることを聞いてみたり、日本に来たことがあるか聞いてみても良いですね
そうすることで日本の文化が好きな人がいたり、自分の興味のある国出身の人に話を聞けたりと話が広がっていきます。
そして色々なことに興味を持ってみてください。
ボランティアや学校のイベント、外にも遊びに行ってみましょう。
そうして世界が広がることでさらに出会える人の数が増えます。
沢山の人と出会い、話してみましょう。
きっといつか気が合う人と出会えるかもしれません。
話す姿勢、聞く姿勢
当たり前かもしれませんが、相手に失礼のない態度を取りましょうね。
文法が少し間違っていたところで誰も気にしません。
知っている単語や身振り手振りでも、相手に伝えようという気持ちがあればいいんです。
相手の話を聞くときも同じです。
難しければ、質問しましょう。
お互いに相手をリスペクトして会話をすればいいんです。
例えば、話し始めたは良いけど次の予定があって早く終わらせたいとしましょう。
そわそわと時計を確認したり、早く終わらないかなと相手に察してもらうのを待つようなことはやめましょう。
私は日本人相手でも失礼だと思うんですが、異文化の人から見るとただ単に自分の話に興味がないように見え尚更失礼に見えます。
きちんとこの後予定が入っている事を伝えれば、何も問題はありません。
It was good talking to you thank you.
ありがとう。あなたと話せて良かったです。
See you later .
では、また
こんな風に挨拶して別れれば、また次の機会に気持ちよく話すことができます。
地元について知っておこう
留学や海外に出て意外と盲点なのが、日本や地元をあまり知らないことでした。
出会った留学生たちは自分の国についてしっかりと話せる人が多かった印象です。
私はというと、日本の総人口と当時の総理大臣くらいでそこまで日本について語れなかったんです。
日本の文化や政治、観光地そして日本へ旅行に来るならこの時期がベストなど、ぜひ調べてみてください。
他国の人と交流するのに自分の国を知らないというのは、なかなか辛いものがありました。
日本代表のような気持ちで、ぜひ相手に日本を紹介しましょう。
もう一つの友人関係、ルームメイト
私が通っていた語学学校の寮は、ルームシェアスタイルでした。
シェアメイトとトラブルも実はあったんですが、、、それでもこの生活は私の英語力の向上にとても役に立ちました。
これまで言葉も文化も違う生活をしていた二人が突然一緒に生活するんですから大変です。
日本人なら当然だろうと思うことでも、全く通用しません。
当たり前ですよね。
もう自分の知りうる限りの英語と時には辞書を交えながら、話し合いました。
クラスメイトやバッジメイトなどとは、距離感が変わってきます。
生活を共にしなければいけない相手というのはお互いにストレスになります。
どちらか一方が我慢を強いられたり、自分ばっかり我慢しているという気持ちが強くなると部屋の中もギスギスしてきます。
そういったストレスを少しでも軽くしたいですよね?
こちらの記事でルームシェアについてお話していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【留学】ルームシェアにまつわるトラブルと回避方法のコツとは?
日本人と話したっていいじゃない人間だもの
よく「英会話を習得したければ日本人とは話さず、外国人とだけ過ごそう」という人がいますよね。
それは正しいと思います。
特に留学は期限の決まっている貴重な期間です。
その時間を日本語で終わらせるのは、ただ旅行に行ったのと変わらなくなってしまいます。
でも私個人の意見としては、「時には日本語を話したっていいじゃない。」というものです。
育ってきた環境も常識も食べ物も違う人たちとの交流はとても楽しいです。
拙い英語でもお互いに少しずつ理解できるようになるのは、感動も覚えます。
でもそういった環境の中で少しずつ蓄積していく違和感やストレス、ホームシックは日本人同士だからこそ理解出来たりもするんです。
たまには日本語デーを作りましょう。
どこか美味しいカフェに出かけ、思いっきり日本語で話しましょう。
そしてまた明日から英語漬けの日々を楽しんで頑張りましょう。
こうやってバランスを取って過ごすことが、毎日笑顔で過ごすコツにもなります。
英語ができないと諦めないで!留学で友達を作ろう!
子供の頃、私たちはすれ違っただけでも遊び始めたり言葉はなくても友達になっていました。
言葉は関係なく交流することもできました。
英語ができないからといって、友達ができないわけではありません。
でも大変ではあります。
お互いに理解するには、自分の気持ちを表す言葉が必要です。
英語が出来ないままで過ごしていれば、それは友達ではなく顔見知りです。
なので一緒に成長していきましょう。
- 挨拶をする
- 笑顔でいる
- 積極的に話しかける
- 色々な場に参加する
- 相手に伝えようと一生懸命話す
これを続けていれば、だんだん英会話も身に付き友達との会話が更に楽しいものになります。
一期一会の出会いを大切に、限られた時間を最大限に生かしてください。
留学に興味のある方は、こちらの記事も役に立つかもしれません。
ぜひチェックしてみてください。
留学が不安で眠れない人へ!6つの不安の種とその解消法を知ろう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
僕もこれから留学するけど英語できないし、友達出来るかな。。。