TVでペラペラーっと英語をかっこよく話している芸能人などを見たり、街中で外国人とスムーズに英語で会話している人を見かける度に、いいなぁ~と羨ましく思いませんか?
語学留学をしてみたいけれど、社会人になると、行く時間が全くなかったり。。。
有給などを使って行けても、1~2週間が限界なのではないでしょうか?
「そんな短期間だけ行っても英語力はどうなの?しかももう社会人だし・・・。(手遅れなのでは?)」
など疑問点もたくさんあるでしょう。
今回は社会人の語学留学について調べてみましたので、ぜひ参考にして下さいね。
目次
そもそも語学留学とは?
語学留学とは、異国の地にある語学学校で英語を学ぶことです。
語学学校によって異なりますが、同じレベルのクラスメート(少人数~15人程度)と一緒に基礎力・会話力アップを目的とした授業を受けます。
午後からは様々なアクティビティが用意されている所も多く、クラスメートだけではなく留学先の国の人々や文化に直接触れることができるので、生きた英語が身に着けられます。
クラスメートは高校生から社会人、会社を定年したシニアの方まで幅広い年齢層ですが、学校によっては社会人だけを対象にしたクラスも多くあるようです。
クラスの種類は、一般語学コースをはじめビジネスコース、TOEIC、TOEFL、IELTSなどの試験対策コース、そしてこれから現地の大学進学を目指す人へのアカデミックコースなども用意されています。
そして留学期間は、短い人では1週間、また長い人では6カ月~1年以上とそれぞれです。
語学学校だけに通う人もいれば、語学学校で基礎的な英語力を身に着けた後に大学・大学院進学や専門学校を目指す人もいます。
なぜ社会人になってからでも遅くないのか?
年齢を重ねるうちに「英語を学ぶには手遅れなんじゃ。。。」
と不安に感じている方もいるかもしれません。
しかーし!!そんな心配はご無用です!
ズバリ!英語を学習するのに年齢は関係ないんです!
もちろん言語を学ぶ際に年齢が若いに越したことはありませんが、何歳になってからでも目的や目標があれば(それに向かって)スタートできるのです。
そして、大げさな言い方になるかもしれませんが、留学をすることで世界観が変わります。
たとえ短期間であったとしても海外で過ごした経験、支え合ったクラスメートやホストファミリーとは一生の友人になる可能性もあります。
留学して終わりではなく、帰国してからも英語の学習を続けることでキャリアアップも見込めるのです。
ただ、短期間の語学留学では英語での会話に慣れ始めた頃に帰国・・・。となるかもしれません。
しかし外国人との会話に少し慣れたことで、帰国後も異国の友人を見つけられたり、旅行に行くのもツアーを使うのではなく自分で計画を立てることもできるのです。
楽しみが広がる気がしませんか?
社会人で語学留学した私の友人の例
私の友人は40歳でオーストラリアに1年間の語学留学をしました。
家族には「40歳にもなって仕事を捨ててまで海外なんて。何を考えてるの?」と反対されたこともあったようです。
しかし彼女の英語学習への熱意はかなりのもので、「今行かないと後悔する!」と両親を説得したそうです。
「学校のクラスメートは一回り以上違う子たちもいた。」と話していました。
しかし「英語を話せるようになりたい」という同じ目的で語学学校に通っていたこともあり、年齢はそれほど気にならなかったと言っていました。
年下の私が言うのも生意気かもしれませんが、彼女が一回りも二回りも成長して帰国したのを覚えています。
希望していた資格もしっかり取って今はそれを活かしながら活躍しています。
現地で出会った日本人の友人とも行き来があるようです。
「留学を経験していなければ英語力もここまでは伸びなかっただろうし、希望していた資格も取れていなかったと思う。」と話をしていました。
社会人が語学留学をする目的とは?
語学留学を目指す理由は、人によって様々だと思います。 ただ、多くは
- 今の状況を抜け出したい
- スキルアップしたい
- 転職に活かしたい
などの理由で海外留学をする人が増えているようです。
中には、忙しい生活にちょっと休憩をしたくて、リフレッシュも兼ねて短期間で海外に行く人もいるでしょう。
一旦会社に入ってしまうと、日々の仕事に追われる毎日で経験は増えていきます。
しかしその一方で、多くのことに諦めたり、慣れてしまう傾向にありますよね。
「この変わらない生活を続ける方が楽だな~」と思う一方で、「このままでいいのかな?」とふと考えた時に、「今変わらなきゃ!」と新たな夢や目標に向かって語学留学を決意する人もいます。
また会社で英語を使う部署に異動になってしまったという場合は、読み書きは何とかなるけれど外国人との会話は全く・・・。なんてことも。。。
彼らとコミュニケーションが取れないと会議に参加してもついていけない。
そうした環境の中で、ビジネスで使える英語力を身に着けたいと留学に踏み切る人もいるようです。
そして将来英語を活かした仕事がしたいと転職を考えている人もいると思います。
しっかりと語学力を身に着けるために休職や退職をして語学留学に臨む人もいます。
社会人が語学留学するメリット
時間や若さのある学生時代ではなく、社会人が語学留学をするメリットとは何でしょうか?
まず1つに異国の地での体験や出会いにより、自分の価値観が大きく広がりますよね。
自分が今までいかに小さな世界でしか生きてこなかったというのを実感するでしょう。
文化や価値観が全く違う他の国の人々と生活を共にすることで、自分の視野も大きく広げられます。
また日本の事を客観的に見つめる事もできます。 良い所や悪い所も海外で暮らすことにより、見えてくることも多いのです。 日本だったら〇〇なのに・・・。と感じることも多いでしょう。
海外で生活するからこそ、日本という安全な国に生まれたことに感謝することもあるかもしれませんね。
そして自分の努力次第によっては、高い英語力が身に着けられる可能性もあります。
ただ何となく海外で英語を勉強したいから~。と思っている人に比べて、自分の貯めたお金で〇〇をしたい!という明確な目的があれば、短期間で飛躍的に英語力を身に着けられることも期待できます。
空いた時間に自主学習をしたり、ネイティブの友人を沢山作ってそこでしか体験できないことをしてみるのもいいですね。
自分を英語漬けの環境にできるのも語学留学の醍醐味となります。
社会人が語学留学するデメリット
これまで社会人留学のメリットについてお伝えしてきましたが、残念なことにデメリットもあるのです。
まずキャリアにブランクができるという点です。
1週間などの短期間であれば有給を使って語学留学することができますが、休職・退職してから語学留学をするとなると帰国後に再就職を考慮する必要が出てきます。
そして、ある程度の日常会話はできるようになっても、専門性やスキル、その分野での経験がないと転職時には評価されるのが難しい可能性もあります。
また留学費用もかかります。
3カ月以上の語学留学は学生ビザを取得して海外に行くことになるので、就労ビザと違い現地で仕事をすることができません。
そのため貯金を崩しながら生活をすることになるため、かなり金銭的負担が生じる可能性があります。
語学留学に関する費用や生活費は、国や期間によっても大きく差があるので、留学したいと決めた時点で調べてみることをオススメします。
例えば自分なりには頑張って勉強をしてきたのに、思ったよりも成果が得られなかったということもあります。
そこそこの英語力は身に着いたけど、ビジネスでバリバリ使える英語力には程遠かったという例ですね。
英語を学びに留学をすると一口にいっても、英語圏の国それぞれに言葉の癖や文化の違いなど様々あります。
まずは自分の目的をはっきりとさせて、その目的にある国などを選べるようにしっかりとした調べをすることも大切ですよ。
社会人の語学留学での英語力は伸びるのか?
語学留学を計画している人にとって「英語力は伸びるのか?」という所が一番気になることだと思います。
貴重な時間とお金を使って行くので、そこはしっかり聞いておきたいですよね。
語学留学によって英語力が伸びるかどうかは、人によって変わります。
行く前の英語力、どのくらいの期間留学するのか、本人の性格も影響するのでは? と私は、思っています。
この3点に関して、私の考えをお伝えしますね。
行く前の英語力について
もし語学留学する前にある程度の英語力があれば、ネイティブの人やクラスメートともすぐに友達になれコミュニケーションを図る事ができます。
しかし全く話せないビギナーの人であれば、そこにたどり着くまでに時間がかかります。
語学留学するから、海外に行ってから英語を勉強し始めればいい。というのは間違いです。
時間を無駄にしないためにも、行く前からの準備が大事になりますね。
中学校の教科書を見直してみることや文法を一から学んでみるのもいいかもしれません。
基礎力なしで話せるようになることは難しいでしょう。
身近な単語、フレーズを少しずつ覚えていくのもいいですね。
留学期間について
またどのくらいの期間留学するのかにもよりますが、英語力は決して1週間で流暢に話せるようにはなりません。
上記にも書きましたが短期間(1週間~3カ月未満)の語学留学では、英語でのコミュニケーションに慣れ始めた頃に帰国となる可能性もあります。
帰国後にこの語学留学の経験をどう活かしたいかにもよって変わりますが、本気で英語力を身に着けたい(目に見える成果を出したい)のであれば、3カ月以上の語学留学を考えた方がいいでしょう。
またビジネスコースの選択や帰国後も役に立つTOEICなどの資格を取得できるコースなどで学ぶのもオススメです。
学習者の性格について
本人の性格も影響すると書きましたが、どうしても外向的な性格の人の方が友人もできやすく、英語を話すのにもためらいが無かったりするので、英語力の伸びは早い気がします。
しかしもしあなたが内向的な性格であったとしても、日本人の友人と過ごすのかネイティブの友人と過ごすのかなど自分次第で大きく変わるのです。
なぜあなたが語学留学をしているのか?ここにいるのか?を考えたら答えが自然と見つかりますよね。
社会人の語学留学。すべては自分次第!
さて、今回は社会人の語学留学について書いてきました。
語学留学で何をしたいのか?
帰国後はどうするのか?
英語力の伸びも含めて、すべて自分次第ということがお分かりいただけたかと思います。
語学留学はプラスになることが多いです。 そして語学力だけでなく、自分の価値観・世界観も大きく広がります。
もしあなた迷っているのであれば、一度きりの人生なので挑戦して夢を叶えて欲しいです!
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最後まで読んでくださりありがとうございました。