ワーキングホリデーで年齢制限30歳を超えても申請できるビザとは?

 

いま人気上昇中のワーキングホリデービザには、年齢制限があるのをご存知ですか?

 

でもご安心ください。

ワーホリの年齢制限は基本18歳〜30歳ですが、30歳を超えてしまった場合でもワーホリ以外で申請できるビザがたくさんあります!

 

この記事ではワーホリの年齢制限についての詳細情報と、ワーホリ人気国の年齢制限を超えた場合に申請できるビザの種類についてご紹介します。

 

31歳以上の方で海外留学や就労を考えている方は必見です!

 

ワーホリとは?

 

ワーキング・ホリデーWorking Holiday)とは、2国間の協定に基づいて、青年(18歳〜25歳、26歳、29歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。

原則として、各相手国ごとに一生に一度しか利用できない

引用:ウィキペディア

 

簡単に言うと、青年が母国以外の国で休暇を楽しみながら、生活費のためにアルバイト等をすることを認めるビザです。

 

ワーホリについての詳細は、こちらもチェックしてみてください。

聞いたことあるけどわからない!ワーホリとは一体!?徹底解説します

 

ワーホリの年齢制限がない国はあるの?(答え:ありません)

 

読者様
ワーホリの年齢制限がない国はあるのかな・・・?

 

なつ
ワーホリの年齢制限がない国は残念ながらありません

 

アイルランドのように年齢制限の上限が25歳で、特定の条件を満たせば特例として30歳まで申請できる国もあります。

 

31歳以上の場合はワーホリとして申請できない分、学生ビザ・就労ビザ・海外インターンシップの資格などで渡航が可能なので、あきらめる前にぜひ検討してみてくださいね。

 

【制限年齢別】ワーホリ協定国の年間ビザ発給数と申請時期

 

2019年9月現在のワーホリ協定国(24カ国)の、年間ビザ発給数申請時期は以下の表をご参考ください。

 

18〜30歳
年間ビザ発給数 申請時期 備考
オーストラリア 制限なし 通年
ニュージーランド 制限なし 通年
カナダ 6,500 通年
イギリス 1,000 1月, 7月 ※25歳まで申請可

(特定条件を満たせば30歳まで可)

アイルランド 400 1月, 7月 ※25歳まで申請可

(特定条件を満たせば30歳まで可)

ドイツ 制限なし 通年
スペイン 500 通年
オーストリア 200 通年
スロバキア 400 通年
デンマーク 制限なし 通年
ノルウェー 制限なし 通年
スウェーデン 未確定 未確定
ハンガリー 200 未確定
ポーランド 500 通年
ポルトガル 制限なし 通年
チェコ 400 未確定
リトアニア 100 未確定
韓国 10,000 通年
台湾 10,000 通年
香港 1,500 通年
アルゼンチン 200 通年
チリ 200 未確定
18歳〜29歳
年間ビザ発給数 申請時期 備考
フランス 1,500 通年
18歳〜26歳
年間ビザ発給数 申請時期 備考
アイスランド 30 未確定

 

31歳以上の方必見!ワーホリ人気国ベスト4へ渡航できるビザは?

 

それではいよいよ、31歳以上の方でも申請できるビザを発表します!

 

1位 オーストラリア

①学生ビザ

オーストラリアへ留学する場合、「政府認定の学校で週25時間以上就学する」ことを含み、一定の条件を満たせば学生ビザで週20時間まで働くことができます。

 

②テンポラリーワークビザ

オーストラリアでは、テンポラリーワーク(臨時就労)のビザで働くこともできます。

 

2018年3月からは臨時雇用不足(TSS)ビザが申請できるようになりました。

 

なつ
ビザの種類は随時変わる可能性がありますので、渡航前は入念に調べておいたほうがいいかもしれませんね。

 

2位 カナダ

①コープ(Co-op)ビザ

Co-op(コープ)ビザは、就学の間にインターンの形で就労することを認めるビザです。

 

Co-op(コープ)ビザの条件は、就学プログラムに関係のある仕事であること、就労期間が就学プログラムの期間の半分以上をしめてはいけないなどがあり、やや厳しくなっています。

 

②卒業後就労ビザ(PGWP)

カナダでは8ヶ月以上フルタイムで認定の大学やカレッジに就学し修了した場合、就学期間に応じて一定期間働くことができます。

・8ヶ月〜2年までの就学期間:卒業後、就学と同期間の就労が認められる

・2年以上の就学期間:卒業後3年間の就労が認められる

 

なつ
就学期間が短いと働ける期間も短くなるんですね。

 

3位.ニュージーランド

①留学生ビザ

ニュージーランドの留学生ビザは、就学しながら週20時間(フルタイムでも可)の就労が認められます。

このビザを活用して、休みの日にインターンやアルバイトをすることができます。

 

②特定就労促進制度(Silver Fern Policies)

この制度は、学士・専門職2年以上の経験者がニュージーランドで就職活動を行うために用意されています。

 

ニュージーランドへ渡航後の9ヶ月間は仕事を探すことができ、仕事が見つかれば2年間の就労ビザに切り替えることができます。

 

なつ
9ヶ月間就職活動を行うためのビザがあるのは嬉しいですね♪

 

4位.イギリス

 

イギリスではワーホリの発給数が申請希望者数に比べ少ないので抽選が行われます。

抽選で外れてしまった場合でも以下のビザを申請することができます。

 

①Tier4ビザ(一般学生ビザ)

イギリスの一般学生ビザ(Tier4)を持っていると、大学や大学院に通いながら働くことができます。

 

ただし、ある程度の語学レベルを満たすなど一定の条件を満たす必要があります。

 

②Tier5ビザ(派遣労働者、政府公認交換)

Tier5ビザは企業でインターンシップをしながら、週20時間の副業を認める就労ビザです。

 

Tier4(一般学生ビザ)が切れる前にTier5ビザに切り替えることも可能です。

 

Tier5ビザの有効期間は「インターン期間+28日」、「1年間」、「2年間」の中で短いものが適用されます。

 

なつ
学生ビザで働くためには語学が求められるので、頑張って資格を取りましょう!

 

ワーホリの年齢制限が過ぎても渡航できるビザがあります!

今回は、ワーホリの年齢制限や年間発給数などについて解説してきました。

 

そしてワーホリ人気国ベスト4のオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリスのワーホリ以外のビザの種類についても紹介しました。

 

ワーホリの年齢制限がない国はありませんが、制限年齢を過ぎた場合でも申請できるビザがたくさんあるので、ご活用ください♪

 

最後までお読みいただきありがとうございました♪

 

 

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