留学前に不安を解消!ホームシックは2人に1人の確率!?

これから留学を考えている人のなかには、ホームシックを心配している方もいるのではないでしょうか?

ただその中には、人に聞いただけで漠然と不安を感じてる方もいらっしゃるでしょう。

 

しかしよく考えてみてください。

そもそもホームシックってなんでしょうか?家が恋しいだけ?

 

そこで今回はホームシックの原因、症状、対処法をご紹介します!

 

留学に不安はつきもの!ホームシックは当たり前

私の後輩もその一人のようです。

 

後輩A子
なつ先輩!ホームシックって辛いらしいですね!どんなものなんでしょうか?留学を決めたのですが、なんだか不安で…

 

なつ
う~ん、そうだなぁ…留学するってなるとたくさん不安は出てくるよね。でも、A子ちゃんの場合「よく知らない」ってことでより不安を感じてるんじゃかな~。正体がわからないものは怖いじゃん。オバケとか(笑)

 

実は、誰でもホームシックになる可能性はあります

 

ある調査によると、女性の二人に一人はホームシックを経験しているそうです。

 

なつ
これは国内で一人暮らしする人を対象にした調査になります。言葉が通じる国内でこれなら、海外なんて…もっとホームシックを経験する人は増えるんじゃないかな。
そもそも、大辞林 第三版によるとホームシックの意味は以下のように記されています。
故郷を離れ、違う風土・習慣になじめずに起こる、強く憂鬱(ゆううつ)になる状態。郷愁。

出典:三省堂

つまり、この辞典によると新しい環境になじめないことが原因となっているんですね~。

 

なつ
海外へ行くと、言葉や食事、習慣などあらゆる文化が違うからね。いま思えば、私の場合は赴任当初にホームシックを経験してたのかもしれないな~。
後輩A子
二人に一人ですか!思ったより多いですね。
なつ
私みたいに、自分がホームシックになった自覚がない人もいると思うよ~。私みたいな人から、ほんとに辛くなっちゃう人まで色々だよ。次の章ではホームシックの原因についてだよ。

 

ホームシックの原因

ホームシックの原因は、「新しい環境になじめないこと」とさっきいったけど、具体的にどういうことなのか調べてみたよ。

 

なつ
原因がわかれば、事前に準備ができるかもしれないよね。

 

原因① 料理や掃除など家事をやったことがなかった

 

一人暮らしをすると、必ず自分のことは自分でしなければなりません。

家事といっても、何があるか想像出来ますか?

料理、洗濯、掃除、買い物、ゴミ捨てなど。

これらを学校の勉強と同時にこなさなければいけません。

家事に対するストレスから実家が恋しく思うこともあるでしょう。

 

原因②孤独感に耐えられない

 

これも、はじめての一人暮らしにはつきもの。

これまで家族と過ごす時間が多かった人ほど、一人の時間を寂しく思ってしまうでしょう。

 

ましてや、言葉が通じない海外となると余計に孤独に感じてしまう人もいるようです。

 

実は、ホームシックのタイミングは人それぞれ。

新しい生活に慣れた頃にホームシックになる人もいるのです。

 

留学当初は生活に慣れるのに精一杯。

けれど、慣れてしまうと時間に余裕が出来て、疲れた時に愚痴を聞いてくれる人も、親身になって話を聞いてくれる人もいないんだ。と孤独に思ってしまうこともあるようです。

 

原因③理想と現実の違いを受け入れられない

 

例えば、自分は出来る!と思っている人が、想像より全然できないと落ち込むこともあるでしょう。

これは勉強の成果であったり、対人関係であったり色んな事に対して思うかもしれません。

広い世界にでると「思っていたことと違う!」ということは多々あります。

理想と現実のギャップを受け入れることができず、ストレスに感じてしまう人もいるようです。

 

原因④目的意識が低く、なにをするべきなのかわからない

 

これは、周囲に合わせてなんとなく留学に来てしまったという人。

 

目的を強く意識していないために、慣れる努力をなかなかできない。

 

すると、生活リズムを整えることに時間がかかってしまう。

整うまでに体調を崩してしまったりすると、考えまでネガティブになってしまうこともあります。

 

後輩A子
なるほど~。私、家事に関しては母任せにしてることが多かったです。留学前に母に料理や洗濯の仕方を教えて貰っておきます!

 

なつ
うんうん。良い心がけだね。留学前に語学の勉強をするのはもちろんだけど、生活を整える方法を学んでおくことも大事だね。一日の使い方とか、流れを把握するだけでも全然違うからね。

 

ホームシックの対策

さっき、A子ちゃんが言っていたように、事前に準備できることもあります。

 

一方で、気持ちの問題に関してはなかなか事前に準備しておくのは難しいかもしれせん。

 

しかし、対策をすることでわたしのように時間が解決してくれることもあるでしょう。

 

対策①留学にきた理由を明確にする

 

自分がなんのために留学へきたのか明確にしておきましょう。

「語学レベルをあげるぞ」

もっと具体的にしてもいいですね。

TOIEC○○点!とか、日常生活に困らないくらい話せるようになる!とかね。

その目標を紙にかいて壁に貼ってください。

常に目にすることで、モチベーションUPにつながりますよ。

 

対策②話せる人がいる環境を作る

 

おそらく、留学に来ているのはあなただけではないはず。

同じ留学生でも様々な国からやってきています。

そういう人に話しかけることで、共に成長することもできるでしょう。

 

日本人の友達を作るのもいいでしょう。

ですが、現地に慣れるためにも日本人としか話してない!なんてことはないようにね(笑)

 

また、ホームシックになるかもしれないと感じているなら、ホームステイやルームシェアなどもおすすめです。

ルームシェアについてはこんな記事も書いてます。

留学中のルームシェアが原因?ストレスを溜めずに過ごすには?

【留学】ルームシェアにまつわるトラブルと回避方法のコツとは?

 

対策③少しずつでも家事をできるようになる

 

これは一人暮らしをする人ですね。

すべてを、一度にできるようになる必要はありません。

ゴミ捨ては週に1回は必ずする。

週末には掃除機をかける。

料理は簡単な物からで大丈夫です。

体内リズムを整えるために朝ご飯は食べるようにしたいですね。

 

対策④毎日予定を入れ、忙しくする

 

これはわざと自分を忙しくさせて、嫌なことを忘れよう!という作戦です。

学校のイベントや課題、または友達と予定を入れて、考える時間を少しでも減らしてあげる方法です。

旅行をして気分転換をするのもいいですね。

ただし、遊び疲れて勉強が出来ないなんて本末転倒なことはないようにね(笑)

 

なつ
軽めのホームシックなら、これらの対策で乗り切れるんじゃないかな~。

 

ホームシックが進行すると

ここで、ちょっとホームシックの症状について少しお話しておきますね。

 

ホームシックの症状

・精神的に不安定になってしまい、悲しくて涙が止まらない。

・ストレスを感じる。

・強い不安感がある。

・ストレスにより、過食や拒食になる。

・なにかと行動することが億劫になって、ステイ先や寮に引きこもりがちになる。

・不登校や対人恐怖症になる。

・すべてにおいて後ろ向きに考えがちになる。

あくまで個人差がありますが、ホームシックの症状が進むとうつ病になってしまう可能性があります。

そのため、早めの対応と適切な対処が必要になってきます。

 

こんな方法もある

 

留学生支援センターを頼ることもできます。

 

ホームシックが続いて、気持ち的に辛く、部屋から出られない。

そんな日が続くようでしたら、病院に相談するのもありです。

カウンセラーに相談することで気が楽になることもあるでしょう。

 

他にも、一時帰国してしまうのも一つの手かもしれません。

 

ホームシックは怖がらなくて大丈夫!

残念ながら、こうしておけば絶対に大丈夫!という方法はありません。

むしろ環境が大きく変わるので、ホームシックは誰がなってもおかしくありません!

「ホームシックになって当然」くらいの気持ちを持っておいたほうがいいですね。

 

ホームシックの症状の現れ方は人それぞれ。

強く出る人もいれば、それほど影響がない人もいるようです。

ですが、症状が深刻になるとうつ病の引き金となることもあるようです。

学校に行けないなど、本当に辛いときは周囲のひとに頼ってくださいね。

 

留学という経験は、世界と繋がる第一歩です。

学んで、遊んで、恋をして、あなたの経験が素敵なものとなりますように。

 

こちらの記事も読んでみてくださいね。

留学が不安で眠れない人へ!6つの不安の種とその解消法を知ろう!

 

最後までお読みいただきありがとうございました♪

 

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