語学留学で人気の国、カナダ!
旅行でちょこっとしか行ったことしかないのですが、カナディアンロッキーやナイアガラの滝を目にした時の感動は忘れられません!
スケールが凄すぎて、「ひゃー!英語の教科書で見たナイアガラの滝ってこれ!?すごい!!」と感動してしまいました。
そんな魅力いっぱいのカナダについて、今回はカナダ語学留学経験者の友人Sちゃんに、話を聞いてみました。
Sちゃんの話をもとに皆さんに短期留学で、カナダをオススメする理由や人気な理由を紹介していきますね。
目次
【語学留学】短期間はカナダがオススメの理由とは?


最短で1週間から語学学校に通うことができます。
社会人の方であれば、有給を使って通うこともできますね。
初めての留学を少し体験してみたい!という方にもおすすめ。
英語圏で短期間で学ぶことができるカナダ留学は初心者の方におすすめなんです!
でもせっかくカナダまで行って勉強するのであれば、短期と言えど1か月〜半年ほど滞在したいですよね。
留学期間は時間と費用、そして身に着けたい英語レベルに合わせて選んでいきましょう!
カナダ短期語学留学の費用について

そして、留学をしたいと思った時に、次に考えるのが留学費用についてではないでしょうか?
ネット上ではカナダ留学は安い!という情報もあれば、高い!といった情報もありますよね。
実際のところどうなの?と思っている人も多いでしょう。
短期留学ということで、1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年で表にしてみました。
1週間 |
1ヶ月 | 3ヶ月 | 半年 | |
航空券 |
8~15万 | |||
学費(授業料、入学金、教材費など) |
2~3万 |
8~12万 | 24~36万 | 48~72万 |
滞在費 |
1~2万 |
7~11万 | 21~33万 | 54~66万 |
保険代 |
0.5~0.7万 |
0.5~0.7万 | 1.5~2.1万 | 3~4.2万 |
食費 |
1~1.5万 |
4~6万 | 12~18万 | 24~36万 |
しかしこれはあくまで目安であって、留学先、季節、滞在先(ホームステイなのか、シェアハウスか)などによっても大きく変化します。
上記に加えて、生活費(携帯代、交通費、お小遣いなどの雑費)も必要になってきます。
航空券は、夏・年末年始などの繁忙期には値上がりすることが考えられます。
またエアカナダの直行便を使うのか、アジアの航空会社の経由便を使うのかによっても値段に差が生じます。
学費も学校によって、(カリキュラムやアクティビティーなどによっても)費用が変わってきます。
学校によっては、アクティビティーが学生割引で利用できるものもあるので、是非調べてみて下さいね。
滞在費は、ホームステイよりシェアハウスの方が数万安くなると言われています。
しかし、それも自炊、外食の頻度によっても大きく変わります。
ちなみにカナダは外食の値段が日本と比べて高めになっています。(もちろん安いものもありますが・・・。)チップ代(15%)を払わないといけないので、自炊をすればするほど節約になります。
関連記事:【留学】ルームシェアにまつわるトラブルと回避方法のコツとは?
Sちゃんのように英語や環境に慣れるまでは、ホストファミリーと過ごすというのも1つの手です。
ホストファミリーが初日に空港までピックアップにも来てもらったみたいですよ。
慣れないうちは、そういったサポートがあると安心しますよね。
保険は、何かあった時のために、海外旅行保険に入っていた方がいいでしょう。
クレジットカード付帯保険サービスやカナダの医療保険など様々な保険がありますので、じっくり検討してみるといいでしょう。
ワーホリでカナダに行くならどの保険? 5つの保険会社を比較!
こうやってみると、留学費用が悩みの種なのがよくわかりますね。
短期留学をより良いものにするためには、事前準備や計画が大事になってくることが分りますね。
短期語学留学をカナダでするメリットとは?

期間と予算は決まっていても留学先の選択肢ってカナダだけじゃないはずですよね。
他の国と比べてカナダが人気な理由は何なのでしょうか?
①多国籍国家のため、移民や留学生に優しい
カナダには世界中から移民や留学生が集まっています。
特にバンクーバーやトロントなどの大都市では、地域によってはここカナダ?と思うほど英語以外の言語が聞かれることも多々あります。
第一言語が英語でない人も多いことから、留学生に優しく助けてくれる、ゆっくり話をしても聞いてくれる人が本当に多いので、初留学!初海外!という人にはオススメの国です。
様々なバックグランドを持った人と出会うことができるのも、この国の魅力です。
②治安がいい
カナダは、比較的治安が良いと言われている国です。
治安がいいので、カナダを留学先に選ぶ人も多いようです。
ただし、外務省の海外安全サイトによると犯罪発生率(人口10万人当たりの犯罪認知件数)は日本の約5倍の水準だそうで治安が良いと言われていても、あまり安全では無い場所ももちろんあります。
特に大都市での夜間、外出する際には注意する必要があります。
大金を持ち歩かない、貴重品は肌身離さない。など、治安が良くても基本的な防犯対策を忘れず日々過ごした方が良いですね。
③多くの観光スポットがある
それぞれの州に、有名な観光スポットがあります。
せっかくの機会なので勉強だけではなく、旅行するのも良いですよ!
夏だけではなく、季節によって見た目も変わる観光地を楽しむことができるのも魅力の1つです。
カナダ国内だけではなく、アメリカやメキシコも近いので、休日に小旅行も楽しむこともできます。
短期語学留学をカナダでするデメリットとは?

メリットを知るだけでなく、デメリットを知っておくこともとても大切なことです。
なぜなら、現地へ行った後に「イメージしていた留学生活はこんなのじゃなかった」といった理想と現実のギャップが生じたら大変ですよね。
現実を最初から知っておくのって意外と重要なんです。
①場所によっては日本人が多い
場所・季節にもよりますが、大都市のバンクーバーやトロントはやはり日本人留学生が多いです。
それは留学生だけではなく、ワーキングホリデービザでカナダに来ている人も多いからです。
街を歩いていて、「日本語が聞こえてきた~。」なんてことはしょっちゅうあるでしょう。
Sちゃん情報によると夏の時期は日本人が少ないと言われているカルガリーでさえ語学学校の半分以上のクラスメートが日本人だったなんてこともありえるのです。
日本人が多く集まる都市では、日本語を話せる人がいる旅行会社や留学エージェント、銀行、レストラン、美容室など多くあり、英語で会話しなくてもよかったりします。
たまにはいいですが、英語を使わなくていいという楽な環境に浸ってしまうと、英語力の上達が難しくなる可能性もあります。
せっかくカナダに行くので、できるだけ英語を使える環境で過ごすことをオススメします!
②物価がそれほど安くない
大都市のバンクーバーやトロントは物価がかなり高めになっています。
バンクーバーは地価が高騰していることもあり、アパートやシェアハウス、ホームステイ滞在費も値上がりが見られます。
日本の物価と比較すると、物によって安かったり、高かったりで一概には言えないのですが…。
食品は日本に比べて安いものもありますが、季節によって野菜は高くなります。
それでも、外食に比べると圧倒的な節約になります。
大都市には日本食レストランも沢山あるのですが、外食は元々の値段が高いのとウエイターがいる所だとチップ(15%前後)を払う必要があるからです。
外食が続くと出費がかさんでしまう可能性があるので、自炊も取り入れていくといいですね。
③冬は寒い地域も
西海岸のバンクーバー、ビクトリアなどは比較的暖かいので、寒さが厳しく大雪が降るということはありません。(バンクーバーは冬の時期、雪よりも雨がかなり多いです。)
しかし東海岸のトロント、モントリオールは、11月辺りから気温がグンと下がり、1~3月上旬にかけては極寒で大雪が見られることがあります。(⁻20℃~⁻30℃)
と言っても、外はかなり寒いですが、室内はどこも暖房がきいているので、暖かく快適に過ごせます。
カルガリーも冬の時期は寒いですが、東海岸の地域と比べると雪は少ないです。
ただし、標高の高いカナディアンロッキー周辺は大雪が見られます。
どこに滞在するのか、東海岸か西海岸かによって気候が全く変わってくるので、じっくり検討する必要がありますね。
カナダ短期語学留学にオススメの人気の都市は?

カナダ短期留学といっても都市によって魅力は様々なようですね。
場所によって得られる経験も変わってきますので、自分に合ったところを選びましょう!
ここでは以下のカナダの中でも人気のある4つの都市をご紹介していきます。
- バンクーバー
- トロント
- ビクトリア
- カルガリー←Sちゃんオススメ
①バンクーバー

バンクーバーは「世界一住みやすい都市」として知られており、留学先として圧倒的に人気があります。
都会なのですが、自然もすぐ近くにあり両方楽しむことができる街です。
また、治安も良く、過ごしやすい気候も魅力的です。
語学学校が沢山あるので、自分に合った学校を見つけることができると思います。
そしてかなりの数の日本食レストランもあるので、「日本食が恋しい・・・。」という心配はありません。
②トロント

トロントはカナダ最大の都市で、バンクーバーと同様、語学学校が充実していることから世界各国の留学生に人気の街となっています。
移民が多い異文化都市で、エンターテイメントや芸術を身近に感じることができるのが魅力的です。
1年中、ミュージカルやコンサート、スポーツ観戦などを楽しめます。
大都会なのですが、治安も良いことからすごく住みやすい都市だといえます。
トロント周辺には有名な観光地も揃っているので、留学だけではなく旅行もできていいかもしれません。
都会に住みたい!という人にはオススメです。
③ビクトリア

ビクトリアは、バンクーバーからフェリーで2時間ほどの所にあります。
多くの英国調の建物や街並みが見られ、街中に花々があふれていてとても素敵な街になっています。
語学学校はそれほど多くはありませんが、アットホーム&ゆったりとした雰囲気で英語を勉強したい人にはピッタリです!
観光地も沢山あるので、休日にはガーデン巡りや教会などに行ってみるのもいいかもしれませんね。
④カルガリー

カルガリーはSちゃん一押しの場所です。
カルガリーは、Sちゃんが言っている通り、日本人留学生が少なめなので学校以外で日本人と会うことはあまりないかもしれません。
なので英語を学ぶ環境にはもってこい!の街ともいえます。
時期によっては(みんな考えていることが同じだったりするので)Sちゃんのようにクラスの半分以上が日本人だった・・・。ということもあります。
ゴールデンウィークや夏の時期を外すと日本人との遭遇率は減るかもしれません。
観光スポットについてですが、カナディアンロッキーの麓の街であるバンフにも2時間程度で行けます。
ここでは壮大な自然の中で温泉、乗馬、カヌーなども楽しむことができます。
バンクーバーやトロントなど大都市と比べると物価が安いのも魅力的ですね。
カナダ短期留学で英語力・語学力を伸ばすコツとは?

1年以上あるような中長期の留学と違い、短期留学は気づいたらあっという間に時間が過ぎて行ってしまいます。
そんな時間がシビアな中で最大限に自分の能力を高める方法は自分を英語が使える環境に持っていく!ことに尽きると思います。
カナダに住むということは、周りは英語の環境なはずなのです。
しかし、英語力を伸ばそうと意識して日々行動していかないと、日本語が通じる友達とばかりいる、日本語が通じる語学センターやお店を利用してしまうなど甘えた環境に流れてしまいがちです。
たまには良いですが、こればっかりだとなかなか英語力アップは難しいですよね。
特にシャイな人が新しい友人を作るというのはかなり大変なことでしょう。
自分から誘って出かけるのは・・・。という人は、語学学校のイベント(アクティビティー)にまず参加してみて、友人を作るというのはどうでしょう?
そこから輪が広がっていく可能性もありますよね。
もし「英語を話して間違ったらどうしよう。」「笑われたりしないかな。」と心配しているのであれば、間違ってもいいのでどんどん話すべきです。
いつの日か「あれ?通じてる!」という日が来ます。
最初はみんな間違って、それを乗り越えていくことで英語力アップにつながっているのです。
もちろん語学学校での予習・復習も大事です。
それにプラスして自分を英語が使える環境にすることを意識してみて下さいね。
留学中の友達の作り方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
英会話初心者でもコツさえ分かっていればネイティブの友達をいっぱい作れますよ!
語学留学はカナダへ!特にカルガリーがおすすめ!
今回はカナダへの短期語学留学について書いてみました。
治安が良いと言われている国で、生きた英語を学ぶことができ、また自分の価値観や世界観を広げることができるのも語学留学の醍醐味です。
日本人が多いなどのデメリットも数点書きましたが、日本人が多い大都市で英語力をアップしている人も大勢います。
それは留学で何を得たいか?などの目標がしっかり定まっているからだと思います。
ただカナダに行くだけでは英語は話せるようにはなりません。
行った後に英語が使える環境に自分を置くことで、英語力アップはもちろん、夢を叶えることができるかもしれません。
数週間の語学留学でも十分、人生が変わります!
この記事がカナダ留学を考える皆さんのお役に立てば幸いです。
こちらの記事では、ワーホリにかかせない「現地での仕事」についてご紹介しています!
ぜひ参考にしてみてくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございました!