みなさんは、「ワーホリ」って、聞いたことがありますか?
「ワーキングホリデーの略っていうことは知ってるけど・・・」
「直訳すると働いている祝日ってこと?働いているのか休んでいるのか分からない!」
・・・とこんな風に、聞いたことはあるけど具体的なことは何も知らない、気になっているけどよくわかっていない、という方が多いのではないかと思います。
ワーホリは、ちゃんと情報を集めて準備をすれば、価値観が変わるほどの素晴らしい体験ができ得るような制度です!
そこで、今回はワーホリ初心者様向けに分かりやすく解説していきます!
目次
そもそもワーキングホリデーとは?
まずはキホンのキから!
ということで、ワーキングホリデーとはそもそもいったい何なのでしょうか?
海外旅行とは違い長期滞在の許されるビザです。18歳から30歳の日本国民なら日本とワーキングホリデー協定を結んだ外国に1~2年の滞在許可が下り、その間に就学、旅行、就労と生活することが許されているとても貴重な制度といえます。
つまり、留学とは違った形で海外に長期滞在したいという若者向けのビザ、あるいはその制度のことなんですね。
しかも、どこに滞在しても、どこを旅行しても、仕事をしても、語学学校に通っても良いというとっても自由度の高いビザ!
例えば「英語の勉強をしたいけど留学は高すぎるから・・・」というような理由で海外の長期滞在を諦めていた方なんかには特にオススメです!
と、思ったそこのアナタ!(笑)
確かに、ビザは申請して取得しなければならず、ちょっぴりめんどくさいことが含まれることもあります。
(日本にある先方政府の大使館、又は領事館等に対して申請を行うということが必要です。)
ですが!
めんどうだからいいや・・・
なんて考えて、せっかくのやる気やチャンスを無駄にするのはもったいない!!!
ビザ申請をめんどくさがっていては何も始まりませんし、第一向こうに行ってからも、住む場所の手配など色んな「手続き」は存在します。
つまり、ビザ申請ごときに文句を垂れてはいられないんです!
・・・と、少々熱くなりすぎてしまいましたが(笑)、日本ワーキングホリデー協会や民間のエージェントがワーホリビザ取得のサポートをおこなってくれていますので利用すれば大丈夫です。
ご安心くださいね♪
条件や方法などは国や地域によって異なるので、行き先を定めたらきちんとリサーチすることが大切です。
いつでも申請OKで定員無しの国がある一方で、定員がある国や、抽選で決まる国、申請時期が決まっている国など色々あるんですね・・・。
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どんな国に行けるの?
ここまでで、ワーホリビザで外国に長期滞在ができるということがわかりました。
ただし!一口に「外国」といっても、どこにでも行けるというわけではありません。
・・・ということで、日本が協定を結んでいる国をここから見ていきましょう♪
ワーキングホリデー協定の始まりは1980年12月で、まずはオーストラリアとの間からでした。
その当時はまだ飛行機代も超高額だったみたいだし、インターネットも発達してないから情報を集めるのも難しかっただろうなあと思います・・・。
そこから時代は流れ、いまやオーストラリアの他にニュージーランド、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、アイルランド、デンマーク、ノルウェー、香港、台湾、韓国、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、チェコ、アルゼンチン、チリ、アイスランド、スェーデン、エストニアと、なんと合計25ヶ国にまで協定国が増えました。
(注※2020年2月現在の情報です。ビザ情報は予告なく変更されることがありますのでご注意ください。)
ワーホリに参加する人たちの目的や目標は様々ですが、英語、英会話の能力向上ということであれば当然、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドということになってきます。
ただし、この4ヶ国でしか英語をトレーニングできないのかというと、そうとは限りません。
日本に住んでいるとみんな日本語しか喋らないのが普通なので想像が難しいかもしれませんが、例えばアイスランドは国民の大半がトリリンガル(三言語話者)だと言われています。
つまり第一言語ということにこだわらなければ、基本は英語での生活、余裕があればその地の第一言語もかじったり、というようなことも選択肢として考えることができます!
ワーホリの国選びに困った時は?目的別におすすめの国をご紹介します
そして、今お話ししたように「目的によって渡航先を決める」というのもポイントです。
何となく行って特に何も得られずに帰ってくるのはもったいなさすぎますし、目的・目標をしっかり定めておくことで、現地での気持ちの持ち方や精神的余裕も変わってくるはずです!
そのために、少しの余裕は大切です♪
行って、実際に何をするの?
では、ワーホリビザを取得して海外に長期滞在している人たちは、みんな実際に何をしているのでしょうか?
ここでは一般的な例をご紹介したいと思います。
①まずは語学を習得!
まず最初の1~6ヶ月は、ホームステイやスチューデントハウスに住みながら語学学校に通うことがオススメされています。
初めての土地、しかも海外で最初から一人で生活するのって難しいですよね。
しかも現地の人と一緒に暮らすということは、家で過ごす時間がそのまま語学、会話のトレーニングにもなるということです。
語学学校は、基本的に日本から申し込むことができます。
ロケーションだったり雰囲気だったり、クラスの人数や、何に力を入れているのかなどなど、それぞれの語学学校の特徴をよく吟味して選びましょう。
②語学力を活かしてチャレンジ!~働く編~
そうして数ヶ月を経て自分の語学力に自信が持てるようになったところで、ワーホリの本領発揮です!
語学を身につけるための期間について、「1~6ヶ月」と幅を持たせた書き方をしたのは、ここで何をしたいのかによってもそれは変わり得るものだからです。
まず、大抵の人が身につけた語学力を活かして仕事をします。
見つけ方に関しては、語学学校に張り出されている募集からの応募、語学学校の先生や友達の紹介、あるいは飛び込みなど様々な方法があります。
日本食のレストランはオススメかつ働きたいと考える人も多いところですが、他にもカフェやファーストフード店など、まずは一般的なアルバイトをしてみるという人が多いです。
他にも、インターンに近いような形で地元の一般企業で働くという人もいます。
こうした人はより高い語学力や専門的な英語も求められるので、会話に留まらないハイレベルなトレーニングまでを積むために、長めに語学学校に通うというパターンもありますね。
③語学力を活かしてチャレンジ!~ボランティア編~
アルバイト以外にも、ボランティア活動に精を出すという人もいます。
やっぱりボランティアの魅力は、なかなかアルバイトとしては募集されていないような貴重な体験ができるということではないでしょうか。
植林、生態調査などの環境保全・自然保護に関するボランティア、チャイルドケア施設などでの幼児教育に関するボランティア、病院や老人ホームなどの社会福祉に関するボランティアなど、選択肢はた~っくさんあります。
渡航先の国や地域によってもここの選択肢は変わってくるので、行き先選びの際のひとつの基準にもなりますね♪
④語学力を活かしてチャレンジ!~住む場所編~
①で語学学校に通っている間はホームステイがオススメされているとお話ししましたが、語学学校から次のステップに移る段階で、多くの人が住む場所も変えています。
多いのが、シェアハウスです。
ホームステイと同じように日々の生活で語学力、会話力が鍛えられますが、ホームステイに比べると自由度が上がる分、自己管理が大切になってきます。
こちらも語学学校に募集が張り出されていたりしますし、紹介なんかもあり得ます。
あとは現地の新聞、現地の日本語新聞なんかで探す方法もありますね。
あるいは、もちろん一人暮らしもアリです!
家にいる時間に英語を使う機会(特に話す機会)はぐっと減ってしまいますが、海外での一人暮らしは大きなチャレンジですし、良い経験になると思います。
特に企業で働く人なんかは、日中の仕事で疲れてしまうと家では一人で過ごしたいと思うことが増えるかもしれませんね。
他に、日本人に人気のワーホリ渡航先であるオーストラリアやニュージーランドで多いのが、ファームステイです。
初めて聞く言葉だという方もいらっしゃるかもしれませんが、その名の通り、ファームにステイするという滞在方法です(笑)
住み込みでファームの仕事を手伝うということですね。
もちろん仕事内容はファームによって異なりますが、農業に興味がある方、動物が好きな方なんかにオススメです♪
⑤語学力を活かしてチャレンジ!~超アクティブ編~
最後に紹介する過ごし方は、旅です!
お金に余裕がある場合は、長期で旅行するという選択肢ももちろんあります。
その形も様々ですが、せっかくだからとバックパッカーにチャレンジする人もいます!
例えば、ニュージーランドで北島と南島間を移動してみたり、行けるところまでオーストラリア一周にチャレンジしてみたり、などなど・・・。
ワーホリの魅力は何といっても自由度!
何と言ってもワーホリビザの魅力はその自由度にあります。
ここまで色々な過ごし方を見てきましたが、その組み合わせ方はアナタ次第なんだ!ということです。
最初に語学学校に通うのは基本ではありますが、その後の過ごし方の選択肢は無限に広がっているようなものです。
例えばしばらくアルバイトをしてから最後の半年を旅行に使うこともできるし、ファームステイをしてからボランティアをすることもできます。
そして、自由度の高さには迷いがつきものですよね。
渡航先で過ごすうちに何が起こるかはわかりませんし、自分の語学力の上達具合だってやってみないとわかりません。
ですのでスケジュールをぎっちぎちに固めておくということはしなくて良いと思いますが、ブレない軸を持っておくという意味で、滞在の目的や目標をしっかり定めておくことが大切です。
そして、Aの場合はこう、Bの場合はこう、というように選択肢をいくつか用意しておくと、精神的にも余裕が出てくると思います♪
一生に何度もできる体験ではありません。
ぜひ、悔いのないワーホリライフを過ごしてください!!
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最後までお読みいただきありがとうございました。