カナダワーホリのビザ申請方法と注意点【オーストラリアと比較!】

 

ワーホリ人気国1位のオーストラリアのワーホリを経験し、2カ国目のワーホリ先として選ぶことが多い「カナダ

ワーホリには年齢の制限もあるため、「出来るだけ早くカナダに渡航したい」と思われる方も多いでしょう。

「でも、カナダのワーホリビザ申請にはどれくらい時間がかかるんだろう?」

「カナダワーホリビザってオーストラリア滞在中に申請できるの?」と疑問はたくさん。

今回はカナダとオーストラリアのワーホリビザの申請の違いや、オーストラリアワーホリ経験者のカナダワーホリ申請時の注意点について解説していきます!

 

カナダワーホリビザ申請、オーストラリアとの違い

 

読者様
オーストラリアのワーホリ中に、カナダのワーホリビザを取ることって出来るのかな?いつ頃から準備したらいいんだろう?

なつ
カナダのワーホリビザ申請は、オーストラリアよりも取得までにけっこう時間がかかるよ!詳しい違いを説明していくね!

 

日本の国籍を有し、本籍地が日本にあれば、海外に居住していてもカナダのワーホリビザを申請することが出来ます。

しかし、ビザの申請手続きの方法はカナダとオーストラリアでは大きく違います!

 

【カナダとオーストラリア、ワーホリビザ申請の違い】

カナダ オーストラリア
申請から取得までの
期間
平均3カ月(1カ月や6カ月など差あり) 数日
ビザ発給数 6,500 上限なし
ビザ申請費用 335カナダ$ 450豪$
無犯罪証明書 条件により提出を求められる
場合あり
条件により提出を求められる
場合あり
バイオメトリクス 必要 不要

 

オーストラリアワーホリビザの申請は、「取得までに1時間ほどしかかからなかった」という方もいるぐらい、他のワーホリ対象国の申請と比べて簡単なのに対し、カナダのワーホリビザは2段階の承認が必要となり、ビザ取得までには平均3カ月かかります。

 

カナダワーホリビザ申請の手順
  • MyCICアカウント作成
    ※MyCIC…ワーホリビザをオンライン上で取得するためのアカウント
  • IEC申請
    ※IEC…カナダのワーホリビザ(International Experience Canada)
  • 招待レターが届く
  • 労働許可証(Work Permit)申請
  • バイオメトリクスの登録
    ※バイオメトリクス…個人識別情報(指紋、顔写真)
  • ビザの許可レターが届く

 

またカナダワーホリのビザ発給数には6,500という上限があるため、申請許可は抽選式となり、定員に達すると8月~10月の間で、例年募集が終了してしまいます。

 

ビザ取得までにかかる期間や募集終了時期を見越して、申請の準備は早めに行う必要がありますね!

なつ
カナダワーホリビザの応募状況については、下記のサイトのSpots availableの数字(ビザ残数)から確認できますよ!

カナダ政府ホームページ

 

無犯罪証明書バイオメトリクスについては次の章から説明していきますね。

カナダワーホリビザ申請、オーストラリア渡航歴のある人のポイント!

オーストラリアワーホリを経験された方のような海外の渡航歴がある方は、カナダワーホリビザ申請の際に注意しなくてはいけない点があります。

書類が必要となる可能性があるので、準備し忘れの無いように確認していきましょう!

無犯罪証明書とは

カナダワーホリビザ申請をするときに、海外に半年以上滞在したことがあると、無犯罪証明書」という書類を求められる場合があります。

なかなか聞き慣れないものですが、「無犯罪証明書」とは、名前から想像のつく通り「犯罪を犯していないことを証明する書類」です。

カナダワーホリ申請で必ず必要となるわけではありませんが、ビザ申請後に追加書類として提出を求められる場合があるのです。

この「無犯罪証明書」が必要となる可能性が高いのは以下の通り!

「無犯罪証明書」が必要となる可能性の高い条件
過去5年の間に、ベルギー・フランス・メキシコ・日本・スペイン・スイス以外の国に1年以上滞在していた場合。

オーストラリアなどのワーホリ経験のある方は、当てはまる条件となりますね。

この条件に当てはまる方でも提出を求められなかったという方もいるのですが、書類の申請には時間もかかるので、提出を求められた時に出せるよう、事前に準備しておくことが必要です。

 

「無犯罪証明書」の手続き

それでは、「無犯罪証明書」の申請の手続きについて説明していきます。

ここではオーストラリアワーホリ後の方を想定して、オーストラリア滞在時の無犯罪証明書の申請について説明しますね。

 

無犯罪証明書はオンライン申請が可能です。

下のサイトから申請できます!

オーストラリア連邦警察Webサイト

 

まずは申請前に必要となるものを確認しましょう!

「無犯罪証明書」申請に必要なもの
  • 利用可能なクレジットカード
  • 利用可能なEメールアドレス
  • PDF閲覧ソフト
  • 印刷とスキャンが可能な環境

 

そして、申請の方法は以下の手順で行います。

「無犯罪証明書」申請の手順
  1. 用意できる証明書類の選択
  2. 申請者の基本情報の入力(氏名、生年月日、Eメールアドレス、申請の目的)
  3. 証明書類アップロード(スキャンしたデータをアップロード)
  4. 出生地と電話番号の入力
  5. 現住所と郵送先の入力
  6. 全入力のチェックと最終同意
  7. 支払い手続き

手順①の証明書類は、いくつか挙げられている証明書類にポイントが振られており、自分が用意できる書類にチェックし、合計100ポイントとなるように選択します。

「パスポート」と「クレジットカード」で合わせて95点となるので、あともう一つ選択するような形となると思います。

 

支払いはクレジットカードのみとなるので、支払い手続きのところでクレジットカードの情報を入力し、支払いを行えば申請完了となります。

 

申請が問題なく受理されれば、オーストラリア国内では3~7日営業日、また国際郵便では10~20日営業日で指定した住所に書類が届きます。

 

カナダワーホリビザ申請、オーストラリア滞在中の方のポイント!

 

2019年度から、カナダワーホリビザ申請において導入されたシステムがあります。

そこで必要となる登録手順について、オーストラリアからビザ申請する方のポイントも含めて説明していきますね!

 

バイオメトリクスとは

カナダワーホリビザ取得で、もう一つ注意したいポイントが、バイオメトリクス登録

またまた聞き慣れない言葉ですが、「バイオメトリクス」とは個人識別情報(生体認証)のこと!

2019年度からカナダワーホリのビザ申請で、バイオメトリクス登録として指紋の提供が必要となりました。

 

このバイオメトリクス登録、予約はオンラインで出来るのですが、指紋登録は指定施設へ出向き、行わなければなりません。(指紋なので当たり前と言えば当たり前ですが…。)

 

そして登録が出来る指定施設ですが、日本では東京に1施設のみ、オーストラリアにはシドニーとメルボルンの2施設しか無いため、遠方の方は特にそこまで足を運ぶ準備も必要となりますね。

バイオメトリクス登録の場所
【日本】

  • カナダビザ申請センター 合同会社VFSサービシス・ジャパン

〒105-0014 東京都港区芝1丁目4-3 SANKI 芝金杉橋ビル4F

【オーストラリア】

  • カナダビザ申請センター シドニー

Level 18,Australia Square,264 George Street,Sydney 2000,NSW

  • カナダビザ申請センター メルボルン

    Suite 6,Level 2,190 Queen Street,Melbourne Victoria 3000

 

バイオメトリクス予約方法

カナダワーホリビザ申請のwork permitの申請後に、「Biometric Instruction Letter」というレターがカナダ移民局から届きます。

そこに指紋登録の期限が書かれているので、必ず確認しましょう。

 

バイオメトリクス登録の予約は以下のサイトから行えます。

 

電話予約やチャット予約も出来るのですが、電話は応答に時間がかかるのと、チャットは接続が悪いため、オンライン予約をおすすめします。

バイオメトリクス予約の手順
  • オンラインを選び予約開始
  • 国籍、指紋登録センターの場所、申請者数、ビザの種類を選択
  • 生年月日、氏名、メールアドレスを入力
  • 予約の日付・時間を選択(レターに書かれた期限内)
  • 確認メールが届く

これでバイオメトリクス登録の予約完了です!

 

そして、当日の持ち物はこちら。

バイオメトリクス登録当日の持ち物
  • パスポート
  • Biometric Instruction Letter
  • 予約書(オンライン予約の場合)

 

なつ
予約日に登録が行えないと、再び予約を取れるのが10日以上後になってしまうこともあるので、当日はくれぐれも忘れ物が無いよう、気を付けてくださいね!!

 

カナダワーホリビザ申請、オーストラリアワーホリ後の方の注意点まとめ

カナダとオーストラリアでのワーホリビザ申請方法の違いとオーストラリアワーホリ中またはワーホリ経験者の方がカナダワーホリビザを申請する際の注意点について説明しました。

ポイントを整理しますね!

カナダワーホリビザ申請、オーストラリアワーホリ後の方の注意点
  • カナダワーホリビザは、日本国籍のある方で、日本に本籍地のある方であれば、日本に居住していなくても申請が可能
  • カナダワーホリビザの申請には平均3カ月かかり、例年8月~10月に締め切りとなる
  • オーストラリアワーホリ後の方は無犯罪証明書の提出を求められる可能性がある
  • 2019年度より、カナダワーホリの申請にはバイオメトリクス登録が必要となっている

 

カナダワーホリのビザ申請は、2段階承認となり、新しくバイオメトリクス登録も導入されたため、ビザの取得の準備には時間がかかることが分かりましたね。

しかし、カナダワーホリでは就労期間の制限が無く働き安いことや、近隣の国への旅行も楽しめることなど、メリットもたくさんあります!

 

何かと忙しいワーホリの準備ですが、ぜひ目的に合った計画を立て、負担の無いように準備を進めてくださいね!

 

こちらの記事では、カナダのワーホリ費用について詳しく紹介しているので参考にしてみてください♪

ワーホリでカナダに行く費用は?総額も内訳もまるっと解説します!

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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