現在留学中の読者のみなさま。そしてこれから留学に旅立つ読者のみなさま。
英語が話せない不安や話せなかったらどうしようだなんて悩みに陥っていませんか?
理想と現実のギャップに悩むことは留学経験者なら誰しもあることです。
今回は私の経験から、留学時に英語が話せなくて陥りがちな悩みとその解決方法をご紹介していきます。
目次
留学中に英語話せない?必要な英語力とは
これは難しい質問です...。
帰国子女や長年海外に住んでいた人以外は、どんなに語学力があってもコミュニケーション面で必ず悩むことがあるからです。
例えば、私の友人の1人はTOEIC900点越えでアメリカに留学しました。
しかし、いざ現地に着いてみると想像以上に会話が出来ない自分に嫌気がさして引きこもりがちになっていたと言っていました。
日本で英語が得意だと感じていても現地の環境や文化に戸惑い萎縮してしまったり、方言やスラングを知らなかったりと力を発揮できなかったのかもしれませんね。
逆に英語が苦手な友人が現地で友達を沢山作ってとてもエンジョイしていたということもありました。
つまり、「英語が話せない」と感じるのは、語学力に関係なく誰にでもあることです!
留学を生かすも殺すもやる気次第です。
それでは、次の章からは留学中に英語が話せなくて陥りがちな悩みの解決方法をご紹介していきます♪
とは言っても、留学するからには英語を話せるようになりたいですよね!
こちらの記事では、英語を話せるまでの期間や私の経験をもとにお話ししています。
留学中の悩みその①:授業についていけない
留学中の授業って慣れないうちは大変ですよね。
私も、ディスカッションやグループワークがある授業ではなかなか発言できずに悩みました。
私が実践して、効果的だった方法は以下の2つです。
①専門用語を英語で説明できるようにする
②シャドーイングする
どちらも自習が必要なことですが、私なりの実践方法をご紹介します♪
専門用語を英語で説明できるようにする
語学留学ではなく、英語で何等かの分野について学んでいる方だったら、日本語でもいいのでその分野で使われる言葉をリストアップしてみて下さい。
そして、それが英語で何と言われるのか、どう説明されるのかを調べてみて下さい。
私は、この作業を繰り返すうちに徐々に授業が理解できるようになりました。
また、語学学校に通っていて英語そのものを学んでいるのであれば、毎回何等かのトピックを通じて文法や単語を学んでいくと思います。
トピックについてある程度予習しておくと理解度はグンと上がりますよ。
シャドーイングする
シャドーイングは声を出しながら練習するので、家で実践しているという方も多いと思います。
しかし私は授業中に先生の言ったことを声を出さずに、小さく口を動かして練習していました 笑。
(声を出して練習することも大切なのでそれはそれで家でやって下さいね。)
このシャドーイングのポイントは、2つあります。
①先生の言ったことを集中して聞くこと
②先生の話すスピード、個性に慣れる
「先生の言ったことを集中して聞くこと」というのは、どうしても分らないと聞くことを諦めてぼーっとしちゃうのを防ぐためです。
初めは、シャドーイングしながら「何を言っているのか分らないな」となるかもしれませんが、続けるうちに分ってきます。
2つめの「先生の話すスピード、個性に慣れること」というのは、人によって話す速さや特徴が違うので、それに慣れてリスニング力を上げるためです。
授業が理解できると、質問や発言が出来るようになります。
どんどん話すチャンスが増えてくると思うので是非試してみて下さいね♪
留学中の悩みその②:ホストファミリーと打ち解けられない
留学中、ホームステイをしてホストファミリーのお世話になっている方も多いのではないでしょうか?
一緒に住む訳なので、コミュニケーションを多く取って良い関係を築きたいですよね。
しかし、英語が話せなくてどうコミュニケーションをとっていいか分らないとお悩みではないでしょうか?
または、自分の部屋に引きこもりがちになっていませんか?
そんな時にお勧めなのが、その日あったことをまとめて話すことです。
スピーキング力があまりない方でも、その日の自分の出来事なら、分らない単語等調べて話せますよね。
私の友人で帰国後もホストファミリーと関係が続いている人は、英語がペラペラだったわけではありません。
ただ、その子は自分の悩みを相談して、ホストファミリーに相談相手になってもらっていたそうです。
「授業が難しくて分らなかった」「英語力がついているか分らなくてつらい」など。
そうすると「おすすめの映画があるから一緒に見よう」と提案してくれたそうです。
自分の悩みを相談することは、自分の気持ちを英語で表現する練習になりますし、ホストファミリーからアドバイスをもらえます。
ホストファミリーに自分の弱いところを見せて、知ってもらうことも大切です。
ホストファミリーといい関係が築けるよう応援しています。
留学中の悩みその③:友達ができない
留学したら、友達を沢山作って人気者になりたいと期待していた人も多いのではないでしょうか?
私もそのうちの1人でした。
しかし、友達を作るのって想像以上に難しい!
ここからは私の経験も交えて、友達作りのヒントについてお話していきますね♪
自分から会話を始めよう
私がフィリピン留学時代当初に実践していたのが、1日最低1回、自分から知らない人に話しかけるルールです。
クラスメイトでも先生でもカフェテリアの店員さんでも誰でもOKです。
例えば、教室に入って横の席に座っている人に「この教室は~の授業であってる?」「宿題やった?」など簡単なことでOKです。
そして、会話を上手く返せなくても気にしないことにしていました。
会話を自分から始められただけで合格なので、自分で自分をほめていました 笑。
外国人と英語を話すことに抵抗を感じている方は少し、勇気を出して試してみてはどうでしょうか♪
自分と同じ境遇の人は仲良くなりやすい
留学中に感じたことは、現地の学生と仲良くなるのは難しいけれど留学生同士なら仲良くなりやすいとうことです。
フィリピンでは、他のアジア圏から留学に来ている学生も大勢いました。
留学生同士ということもって、お互い新しい出会いを求めているので仲良くなりやすかったです。
留学生同士で意気投合し、週末どこかへ買い物に行こうとなると「じゃあ、私の友人Aも連れてきていい?」という感じで、輪が広がっていきます。
留学の初期の段階で活動的になって友人を作っておくことをお勧めします!
友達の作り方について更に詳しい記事もありますので、参考にしてみて下さい。
留学中の悩みその④:ルームメイトと仲良くなれない
留学中にホームステイではなく、大学や語学学校の寮に住んでいる方もいらっしゃいますね。
自分の部屋を誰かとシェアする、キッチンとリビングだけシェアするなど、その形態は様々ですが、ルームメイトと良好な関係を築けるかどうかは留学ライフでは重要です。
けれど、ルームメイトって自分では決めることが出来ないので、相性が合っているかどうかは分りません。
もちろん親しくなって週末も遊びに行けたら楽しいですが、無理にそういった関係を作る必要はありません。
ただお互いが気持ちよく過ごせるよう礼儀正しく、親切にすることが関係を築く上では大切なんですね!
英語が話せなくても笑顔であいさつしたり、お礼を言うことで気持ちは伝わりますよ。
私は共有スペースがあるなら、そこで過ごす時間を増やして(例えば、リビングで読書、キッチンで料理など)交流の機会を積極的に作ることをお勧めします。
そうすると、「今度ホームパーティをしようと思うんだけど、よかったら参加してね。」などとお誘いが来る確率が高いです!
是非、積極的に参加してみましょう。
ルームシェアについてはこちらの記事でもご紹介しています♪
【留学】ルームシェアにまつわるトラブルと回避方法のコツとは?
留学中の悩みその⑤:そもそもスピーキング力がついているのか不安
英語の技能の中でライティングやリーディングは比較的、力を測りやすいですが、リスニング・スピーキングって伸びているのか自分では分らないですよね。
特にスピーキングは自分から発信しないといけないので、主体性も伴ってなおさら難しいです。
なので、力がついたかどうか測りたい気持ちはすっっっっっごく分りますが、あまり気にしすぎずに話した分だけ伸びると信じて、話す機会を作ることに注力していきましょう。
もし、自分の1日の生活を振り返ったときにあまり話せていないなと感じたら、少し工夫してみてはいかがでしょうか。
例えば、勉強は家ではなく図書館でする。
そうするとクラスメイトに遭遇して、会話の機会が生まれるかもしれません。
また、街へ出掛けてカフェに行ったら、メニューについて簡単に聞いてみましょう。
私は、知っていることでもあえて英語の練習だと思って聞いていました 笑。
ある程度自分が知っている内容が返ってくるので、ドキドキせずに尋ねられるんですよね。
試しにやってみて下さい♪
- Could I have a latte to go? (ラテをお持ち帰りお願いします。)※店内の場合はto goのところをfor hereに言い換えます。
- Could you add extra sugar please?(砂糖を多めにして下さい。)
- Can you heat up the muffin please?(マフィンを温めて下さい。)
留学中は英語を話せないことをポジティブに捉えよう
今回は、留学で英語が話せない時に陥りがちな悩みについて書いてみました。
英語が話せないと辛いと感じるかもしれませんが、誰でも初めはそうです。
それに英語が話せないことをバネに話すチャンスを探したり、友人を作ろうと活動的になれますよね。
そういう積極性は語学を伸ばすのにすっごく大事で、不可欠なんです。
また、日本で英語を身に着けると発音やリズムなどで癖がついてしまうケースが多いです。
一方、あまり話せない状態で留学に行くとナチュラルでよりネイティブに近い英語を身に着けやすいんです。
悩みをモチベーションに変えて留学を価値のあるのもにしていって下さいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。