現在ワーキングホリデーを検討中の方、すでにワーキングホリデーを始めている方、ワーホリが終わった後のことについてお考えですか?
もちろん帰国することもできますが、「そのまま現地就職ができたら・・・」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
この記事では、果たしてワーホリが終わった後に現地就職は可能なのか、またどんな方法があるのかについてご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください!
目次
ワーホリ後の現地就職は可能?
ワーホリ後の現地就職はできる?
結論から言うと、無理ではないです!
しかし、その道のりは安易ではありません。
あくまでもこちらは異国人。
現地のネイティブスピーカー求職者たちと同じ土俵に立つことになるのです。
語学力はもちろんのこと、さらには、いかに雇用側の企業にとって戦力になるかをアピールし、「ぜひうちで働いてほしい!」と思ってもらわなければなりません。
これだけ聞くとなんだか自信がなくなりますよね・・・。
文頭にもお伝えしましたが、無理ではありません!
次にご紹介する方法からぜひ自分に合ったものを見つけてみてくださいね。
ワーホリ後に現地就職する方法6選!
せっかく頑張ってワーホリに出たのに、終わったら帰る、短期間で帰る、なんてもったいない!
現地の魅力を感じ、働きがいを見出すには最低でも2〜3年は必要です。
どうせならもう少し長く滞在することも選択肢に入れてみませんか?
ここではワーホリ後に現地就職する方法を6つ挙げています。
日本語を強みに現地就職
「得意な専門分野がないのだけれど・・・」という方でも、最近はカスタマーサポートなど、日本人顧客の対応を任せたい企業も増えています。
アドミンスタッフ(コンピューターやネットワーク管理の仕事)を募集している日系の企業もありますよ!
わたしの友人Aは海外でIT関係のヘルプデスクとして、ITテクニカルに対する日本からの問い合わせに対応しています。
メールでやりとりをしていて、ときにはITユーザーと関係のない日本からのメールや電話にも対応することがあるそうです。
ちなみに友人Aの前職は、日本のコールセンター職員!バリバリ働いていました。
現在の仕事のメインはITヘルプデスクなので「THE・コールセンター」とは少し違う気もしますが、実際のところは日本でのキャリアが重宝され、コールセンターと同じくくりになって働いています。
「コールセンター」ってイメージが悪いみたいで、
最近ではコンタクトセンターという呼び名になっているわ
最近のコールセンター業界では、その名のとおり「電話のみの対応をする」ような働き方ではなく、多種多様なジャンルの対応をしていることから、「コンタクトセンター」と呼ばれるようになったようです。
顧客対応は日本語ですが、ワーホリで培う英語力やコミュニケーション能力は、職場の同僚との会話や業務で発揮できますね!
前職の経験をアピールして現地就職
もし、前職で何かしらの実績をお持ちでしたら、それを生かさないわけにはいきません!
存分にアピールするチャンス到来です。
たとえば、営業・マーケティング経験者であれば、外資系企業や事業開発にたずさわり、日本との間に立つようなポジションを狙えます。
「営業で、たくみなセールストークと人望によりノルマ3倍の顧客をつかみ、社内で表彰された」
「会社のプロジェクトで年間の売り上げを50倍にした」
といった経験や実績は、強みになります。
就職を経験したことのある人は、今までの経歴を振り返ってみるといいかもしれませんね!
仕事を紹介してもらおう!派遣会社を通して現地就職
日本にも人材を派遣する会社がたくさんありますが、海外も同様にそういった会社が存在しています。
英語で派遣のお仕事はTemporary Job、Temporary employmentといいます。
- Temporary = 一時的な、一定期間の
- Job = 仕事
- Employment = 雇用
つまり、期限つきの仕事という意味になります。
インターンシップ制度にも似ていますが、いきなり契約社員や正職員として応募するにはハードルが高い地域もあります。
まずは派遣社員として働きながら、就職活動をしてみるのもよさそうです。
インターンシップについては、また後ほどご説明したいと思います。
ちなみにわたしの友人Nは1社だけに絞らず、いくつかの派遣会社に登録して仕事を探していました。
現地のウェブサイトから探して現地就職
今や日本にもハローワーク以外に、数多くの求人募集サイトがあふれていますが、各国も同じで、世界共通の有名な大型求人サイトでは、以下の2つがあります。
インディード(indeed)
- indeedはアメリカを拠点に設立された世界1位を誇る求人検索サイト
- 利用者は毎月世界で2.5億人を超えるほど人気のある検索エンジン
- 募集したい企業も応募する方も無料でつかうことができるため、仕事探しにオススメ
- 仕事探しでは日本一のハローワーク求人も、indeedに掲載している企業もあり
- 知名度と需要の高さがピカイチ
リンクドイン(LinkedIn)
- 2002年アメリカ・カリフォルニア州に設立
- 2020年現在、世界登録者数は5.4億人を超える
- 日本でも知名度が上がってきており登録者は2000万人超
- indeedよりもビジネスマン向けな印象
- 自分のプロフィールを登録して利用する(登録料は無料)
- SNS要素もあり、足跡機能がある(昔のmixiみたいな感じ)
- 企業がプロフィールを見て急にオファーをくれる場合もある
このほかに各現地に特有の求人サイトもありますのでぜひ調べてみてください。
もし身近に現地の友人がいたら有力な情報がGetできそうですね。
インターンシップを利用して現地就職
今では日本でもなじみがでてきたインターンシップ。
海外では当たり前のようにこの制度がありますが、ざっくりいうと研修のようなもの。
タダ働きしながら自分の働きぶりをアピールできる!(企業によってはお給料をくれるところもアリ)というものです。
いきなり採用を決めず、企業側にとってお試し期間に判断することができるので、認めてもらえれば雇用につながります。
オーストラリアにある語学学校International college of Queensland Australia(ICQA)では、ワーキングホリデービザでOKなインターンシップ付きの英語学習コースもあります。
語学留学やインターンシップではいろんな国の人たちが集まってくるので、異文化交流を通してさまざまな価値観や考え方の違いを体感します。
自分を大きく成長させることができるチャンスしかありません。
好奇心旺盛な方や向上心の高い人は、思いきってチャレンジしてみては?!
現地就職はやめてフリーランスで活動
現地就職はやめて・・・は極端かもしれませんが、実際ワーキングホリデーの最中からフリーランス活動されている方も多くいます。
一般的にフリーランスとは「自由職業」「自由業」とも呼ばれており、団体や企業に勤めて働かず、1人で仕事を請け負っている人のことをいいます。
主に、プログラマーやライター・編集者・デザイナー・カメラマン・イラストレーターといった職業があり、ジャンルはさまざまです。
フリーランスとして活動することを決められた方の中で、よく耳にするのは「ルーティンの生活は、なにかもの足りない」「もっと自分らしい生きかたを追求したい」という言葉。
そんな風にふと、自分の暮らしを振り返り、今の現状に満足していない自分に気づく方たちがたくさんいます。
ワーホリ中にフリーランスで仕事をする人の働き方としては、現地の仕事をしながら空いた時間を作業にあてることになるのですが、何ごとも体が資本です。
何よりもまず体調管理に気をつけて、無理のない程度に働きましょう!
フリーランスで仕事を確保するには、たいへん労力のいる作業かもしれませんが、本業の片手間に少しずつ始めてみることをオススメします。
最近では、海外に住んでいる人だからこそお願いしたい案件をかかえている企業も増えているので、クラウドソーシングサービスなどを活用するのも◎です。
ワーホリ後に現地就職の未来は明るい!
今回はワーホリ後の現地就職についての方法6選をご紹介しました。
わたしが実際に海外で生活してみて、自分の変化を感じたことは、何より視野が広がったことです。
知らなかったことを知ること、日本社会では当たり前だったことも、異文化の中で違いを経験したことで、人にはたくさんの可能性があることに気づくことができました。
これからワーキングホリデーに行ってみようかな!という方も、ワーキングホリデーの真っ最中!という方も、ワーホリ後の就職について考えることは、必ず通る道だと思います。
現地就職も、決して夢ではありません。
大変なことはたくさんありますが、希望もあります。
乗り越えた先の明るい未来へ向かって、一歩踏み出してみませんか?
みなさんの人生を変えるようなワーホリ就職を応援しています!
ワーホリ中の仕事選びに関してはこちらの記事を参考にしてください。
ワーホリの準備やビザに関してはこちらをご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。