日々英語の勉強に励んでいるみなさま。
留学したい!
海外に住んでみたい!
なんて思ったことはありませんか?
きっと英語を勉強している方なら海外への憧れってありますよね。
でも、留学は費用が高いし、なにより一人で暮らしていけるか不安。
そんな風にモヤモヤ考えているなら一度ワーホリで海外に行ってみませんか?
今回は、イギリスの仕事事情、オススメ都市についてまとめてみました。
イギリスは旅行はもちろん、留学先としてもとても人気のある国です。
博物館に美術館、美しい街並み、おいしい紅茶、それに有名な映画の舞台でもありますよね。
魅力たっぷりワーホリで行くイギリスをご紹介しちゃいます!
目次
ワーホリで行くイギリス そもそもワーホリとは?
本題に入る前にそんな疑問をまずは簡単に説明します。
まず、ワーホリとはどんな制度なのでしょうか?
ワーホリ(正式名称:ワーキングホリデー)とは、観光、就学、就労ができる特別なビザです。
対象年齢は日本国籍の18歳~30歳まで。
対象の国は24カ国で、1~2年の滞在許可が下ります。
語学の勉強ができて、働けて、観光もできるって海外の生活にあこがれる人なら最高ですよね!
さらに、留学で行くよりも費用を安く抑えることができるんです。
ワーホリの制度についてはなんとなくわかったけど、ワーホリと留学とは何が違うの?
ワーホリと留学の違いも気になる部分ですよね。
先ほどワーホリについては、観光、就学、就労ができる特別なビザだと言いましたが、留学との違いはビザなんです。
留学は、現地で勉強することが目的で、“学生ビザ”と“観光ビザ”を利用します。
期間や年齢、対象国などに制限はありませんが、働くことはできません。
国によっては働ける場合もありますが、週に20時間までなどの短時間です。
表にして簡単にまとめてみたので参考にしてみてください。
ワーキングホリデー | 留学 | |
ビザ | ワーキングホリデービザ | 学生ビザ・観光ビザ |
期間 | 1~2年 | 制限なし |
年齢 | 18歳~30歳 | 制限なし |
対象国 | 24カ国 | 制限なし |
就労 | 制限なし | 原則不可 |
ワーホリは多少の制限はあるものの、語学勉強だけでなく、現地での生活を体験したい人や働きたい人にとってはおすすめなんですよ!
ワーホリで行くイギリスの特徴とメリットとは?
ではここからが本題!
ワーホリのビザで行ける24カ国の中でもなぜイギリスがオススメなのか?
その理由を詳しく紹介していきます!
イギリスでのワーホリ その特徴とは?
イギリスのワーキングホリデーは他の国と少し違い特徴があります。
①最大2年間滞在できる
ワーキングホリデーのビザで1年以上滞在できるのはイギリスとニュージーランド、オーストラリアの3カ国のみです。
ニュージーランドは1年3ヶ月滞在でき、オーストラリアは2年間滞在できます。
ですが、両国とも1年目は政府が指定する地域での就労が義務付けられています。
イギリスだけはそういった条件はなく、2年間自由に滞在できます。
②ビザの年間発給数が決まっている
ワーホリビザは国によって年間発給人数が決まっています。
イギリスの場合は年間発給人数は1,000人です。
年に2回募集があり、その中から抽選で選ばれた人が行けます。
オススメといっておきながら、行ける人数に限りがあるんです。
しかもかなりの人気なんです・・・
でも大丈夫!!
特に語学力や資格などは関係なく、行くチャンスは誰にでも平等にあります!
ぜひトライしてみてくださいね。
イギリスでのワーホリ メリットは?
イギリスのワーキングホリデーは正式には、Youth Mobility Scheme(YMS)と呼ばれます。
ではメリットをみていきましょう。
- 2年間滞在でき、制限がない
- 留学よりも費用が安い
- イギリス英語が学べる
- ヨーロッパへの観光がしやすい
- イギリスと日本には共通点がある
2年間あれば語学勉強に就労、観光など十分に満喫できますよね。
しかも、語学力をつけたい初心者にこそおすすめしたい理由。
それが・・・試験がないこと。
イギリスに留学で11ヶ月以上行く場合、試験に合格しなければ行くことはできないのはご存知ですか?
試験に合格するにはある程度の語学力が必要です。
ですがワーホリのビザに関しては試験はないんです!
また、イギリスといえばイギリス英語。
みなさまはアメリカ英語とイギリス英語という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
どちらも英語なんですが、同じ単語でも発音が違います。
例えば“R”の発音を強調するのはアメリカ英語で、“T”の発音を強調するのはイギリス英語なんです。
他にも文法や名詞が違ったりします。
将来イギリスでの暮らしや仕事を夢見ているのであれば、学んでおいて損はナシ!!
それからやっぱりワーホリに行ったら観光もしたいですよね。
イギリスなら格安航空を使ってイタリアやスペイン・ポルトガルなどヨーロッパへのアクセスがいいんです。
ワーホリで稼いでヨーロッパ周遊して、たくさんの文化に触れることができますね!
もちろん人との出会いやおいしい食文化も楽しめちゃいますよ。
また、イギリスと日本には共通点がいくつかあるのをご存知ですか?
国民性も似ているんですよ。
だから意外と日本人でも居心地が良かったりします。
- マナーを大切にする
- 島国
- 左側通行
- お茶をよく飲む
礼儀作法や性格、日常の習慣が似ていて、親しみがわいてきますよね。
イギリスでの生活ならあまりストレスを感じることなく過せそうです。
ワーホリで行くイギリス おすすめの仕事
では実際にイギリスにワーホリで行った場合、どんな仕事に就くことができるでしょうか。
仕事を見つけるまでは、生活費として用意した資金を切り崩していくしかないので、できるだけ早く仕事を見つけたいですよね。
イギリスでのお仕事を紹介していきます。
仕事内容① 日本人向けの仕事
日本人向けの仕事と語学力に自身がなくてもできる仕事をピックアップしてみました。
とにかく早く仕事を見つけたい場合や英語に自身がない人でも働くことができます。
- 日本食レストラン
- カフェ
- ホテル
- 日系企業
- ナニー(ベビーシッター)
日本食レストラン
海外では日本食はとても人気があり、イギリスでもたくさんの日本食レストランがあります。
中には経営者が日本人の場合や、働いているスタッフも日本人ということもあり即採用されやすく、シフトの融通も利くので、語学学校に通いながらでも働きやすい環境なんです。
また、まかないが出るレストランを選べば食費が浮きますよね。
お客さんとのやり取りは英語ですが、仕事上でのやり取りは日本語の場合が多いので、英語力に自信がなくても働けます。
それでもコミュニケーションに不安という場合は、ホールの仕事ではなく、キッチンスタッフの仕事に配属してもらい、働きながら勉強していくというのもありですね。
カフェ
イギリスにはカフェがたくさんあり、日本にもあるようなチェーン店のカフェも多いんです。
さらに、求人数が多いので働くチャンスがたくさんあります。
特別な資格が要らないので未経験でも始めやすいですよね。
働く仲間としっかりコミュニケーションを取れば、英語の上達も早いのではないでしょうか。
ホテル
日本人の観光客が多いことから、ホテルでも日本人の採用を行っている場合があります。
仕事内容は、日本人観光客への接客なので、基本的に日本語での対応になります。
英語をできるだけしゃべりたいと思っている方には不向きな職場かも知れません。
それでも英語をしゃべる機会はゼロではないので、あまり語学力に自身がない方にもおすすめです。
日系企業
イギリスの首都ロンドンには日系企業が数多くあり、そういった企業に応募することもできます。
もし日本でオフィスワーク経験があれば、採用の可能性も高くなるでしょう。
こちらも企業によりますが、社内は日本語で会話するという場合もあるので、面接のときに確認してみましょう。
ナニー(ベビーシッター)
子どもが好きな人であれば、ナニーの仕事もオススメです。
ナニーとはベビーシッターのこと。
乳幼児から小学生くらいまでの子どものお世話をします。
住み込みで働ける場合もあるので、住む場所の確保もできます。
求人の見つけ方は、イギリスに住んでいる日本人が直接募集している場合や、仲介や派遣会社を通して募集している場合などがあります。
ただし、各家庭で給与や勤務条件を提示していることもあるので、採用の際には労働条件などの確認が必要です。
このように未経験や語学力がなくても採用してもらえる可能性は十分にあります。
働きながら英語力を身につけて、“英語だけの環境で働きたい”と思ったらステップアップしていくのもひとつの手段ですよ!
仕事内容② スキルを活かした仕事
もし、資格や経験があるならば、それを活かした仕事を探してみるのはいかがですか?
さらなるスキルアップも期待できますよ!
- 幼稚園や学校
- 日本人講師
- 美容師
- ネイリスト
幼稚園や学校
保育士資格や幼稚園教諭、教員免許を持っている場合は、幼稚園や小学校で働くことができます。
通っている子ども達は、日本駐在員の子ども達です。
資格と日常会話程度の英語力があれば働くことができますので、日本での経験が活かせます。
美容師・ネイリスト
美容師資格があるならば、流行の最先端であるイギリスで美容師として働くのはいかがですか?
現地の美容院だけでなく、日本人が経営する美容院もあります。
イギリスで美容師としての技術を磨けば、日本に帰ってから更なるキャリアアップが狙えそうですよね!
また、サロン勤務にこだわらず、出張専門として働くという手段もあります。
勤務日や勤務時間など融通が利くので、語学学校に通っている人にオススメです。
SNSを使って宣伝すれば、現地の人からの予約も取りやすくなります。
ネイリストも同じく、ネイルサロンでの勤務や出張専門などで働くことができますよ。
ワーホリで行くイギリス 仕事探しのコツと給与はどのくらい?
働いてみたい職が決まったら次は求人の探し方です。
気になる給与も確認しましょう!
仕事の探しのコツ
ワーホリで仕事を探すときにはどのような方法があるのでしょうか。
イギリスに行ってから慌てることのないように事前に確認しましょう。
- インターネット
- 派遣会社への登録
- お店に直接行く
- フリーランス
国は違っても、求人の探し方は日本と似ていて、インターネットで探したり、派遣会社に登録したりして探します。
そのほかには、お店に行って「いま募集していますか?」と聞くのもひとつの手段です。
お店に募集の張り紙がしてある場合もあるのでチェックしてみましょう。
美容師やネイリストなどの資格があればフリーランスでも働けますよね。
しかし、価格設定や交通費などの交渉を英語でする必要があるので、高い英語力が求められます。
また、SNSで呼びかけて探す方法や、対応したお客さんに他の人を紹介してもらうなど宣伝が必要です。
イギリスの最低賃金はどのくらい?
仕事探しの条件で気になるのがお給料ですよね。
イギリスでの最低賃金(時給)はどのくらいなのでしょうか?
働きながら語学学校に通ったり、日々の生活費を捻出する必要があるので気になるポイントですよね。
生活費の他に、貯金できるだけの余裕がほしい!!
これは2019年4月の最低賃金です。(1ポンド145円で計算)
25歳以上 | 21歳~24歳 | 18歳~20 | 18歳以下 | |
2019年4月 |
£8.21 (約1,190円) |
£7.70 (約1,116円) |
£6.15 (約891円) |
£4.35 (約630円) |
このように年齢によってかなりの差があります。
また、ベビーシッターなどの仕事は各家庭ごとに時給が決まっているので、必ずこの条件に当てはまるとは限りません。
必ず雇い主と話し合った上で仕事をスタートさせましょう。
ワーホリで行くイギリス オススメの都市紹介
次に、イギリスのオススメ都市を紹介します。
都市によって環境や雰囲気など街の様子はさまざまです。
ワーホリ期間中どんなことに重点を置くかで住む場所も決まってきます。
イギリスでの生活を思い浮かべて参考にしてみてください。
ロンドン
イギリスの首都であるロンドンは多くの日系企業の進出や日本食レストラン、カフェなどがあり、語学学校や仕事を探すのに最適な街です。
芸術や音楽、スポーツが楽しめて、ファッションや流行の最先端でもあります。
地下鉄も発達しているので移動も便利です。
また、ビックベン時計台やロンドンアイなどの観光名所や、コベントガーデンでのショッピングも楽しめるので飽きない毎日が送れそうですね。
ただ、物価が高いのでお金のやりくりが重要になってきます。
出発前に予算と滞在中のプランニングをしっかりする必要があります。
オックスフォード
ロンドンから電車で1時間ほどの距離にある小さな都市ですが、イギリスで一番古いオックスフォード大学の拠点です。
学生が多く生活していて、お店などには学割があり、生活費があまりかからずに暮らせます。
上流階級の学生が集まっていることから比較的治安がいいとも言われています。
オックスフォード大学博物館やアッシュモリアン博物館などもあり勉強したい人にはオススメの街です。
郊外に行けば緑あふれる自然が広がっています。
また、映画ハリーポッターの撮影に使われたスポットもいくつかあり、そこをめぐるのも楽しそうですよね!
ケンブリッジ
ケンブリッジにはケンブリッジ大学があり、お店などで学割が受けられます。
ロンドンから電車で1時間ほどのところにあり、オックスフォードよりも自然を感じることができる街並みです。
劇場や美術館などもあり、観光客もたくさん訪れます。
比較的日本人が少ないので、英語力が求められてきます。
出発前に勉強して身につけておくと、仕事探しなどがスムーズです。
リヴァプール
イギリス北部にあるリヴァプールはサッカーはもちろん、ビートルズの出身地としても有名ですよね。
スポーツに音楽が楽しめて、多くの観光客も訪れます。
ロンドンからは電車で約3時間ほどかかりますが、ホテルや飲食店の仕事が多くあるので仕事も見つけやすい環境です。
また、日本人が少ないので、日本人のいない環境に身を置いて頑張りたいという人にオススメです。
ワーホリで行くイギリス 充実した毎日を送るために
ここまで読んでみて、イギリスでの生活がイメージできましたか?
慣れるまでは大変だと思いますが、出発までの期間でできるだけ準備やリサーチをして、仕事を探してみましょう。
できれば英語がしゃべれると何事もスムーズですが、自信がなくても生活しながら身につけていけるのがワーホリのメリットですよね。
とは言っても、やはりイギリスに行くからにはコミュニケーション力のアップを目指したいものです。
そのためにはなるべく日本人のいる環境ではなく、英語が飛び交う環境のほうが上達も早いと思います。
また、現地での生活、仕事にも慣れたら、ぜひヨーロッパへの観光もしてみてください。
ヨーロッパへの渡航はイージージェットがオススメですよ。
1,000円台からイタリア、スペインなどに行けちゃうんです!
2年間のワーホリ生活でイギリスでの暮らしを満喫しちゃいましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ワーホリってよく聞くけどいったいどんな制度?
海外に行ってアルバイトをするっていうイメージはあるんだけど、他に何するの?
誰でもいけるの?